ファミリーマートは、2021年4月から展開している「ファミマフードドライブ」を通じて、寄贈された食品の累計が2025年2月末までに400トンを突破したと発表しました。
「ファミマフードドライブ」は、家庭にある余剰食品をファミリーマート店舗で受け取り、地域のNPOや社会福祉協議会などを通じて、食支援が必要な方々に届ける取り組みです。2025年2月時点で、実施店舗は全国4,425店、協力パートナー数は615団体となり、国内最大級のネットワークを構築しています。

また、新たな取り組みとして、取引先企業からの寄贈も開始され、2024年度の寄贈量は累計64トン(231,671個)に達しました。これらの余剰在庫品は、協力パートナーを通じて食支援を必要とする方々に届けられています。
協力パートナーの一つである特定非営利活動法人ふうどばんく東北AGAINは、「こども支援団体や生活困窮者、シングルマザー、障がいのある方、復興住宅に住む高齢の方などへの支援として渡させていただきました」と報告しています。
スポーツチームや飲食品メーカーをはじめとする多くのステークホルダーとの新たな連携や協業も進められています。これにより、寄贈される食料品の量はさらに増加し、より多くの方に支援を届けることができました。

環境省デコ活応援隊隊長の島田智寛氏は、「フードドライブは、食品ロス削減や食料支援、脱炭素に繋がる重要な取組です。環境省でも、フードドライブを国民運動『デコ活』の一環と位置付け、多くの事業者と一緒に取り組みました」とコメントしています。
ファミリーマートは今後も、さらなる食支援の輪を広げるためにファミマフードドライブの取り組みを拡大し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。本取り組みは、コンビニエンスストア業界における先駆的な社会貢献活動として注目されており、他社への波及効果も期待されています。