ファミマとポケットカードが食品ロス削減で協業、社内フードドライブを常設 従業員の意識向上へ

・ポケットカードがファミリーマートと連携し、社内フードドライブを開始
・本社内に寄付受付BOXを設置し、従業員が食品を気軽に寄付できる仕組みを構築
・集まった食品はハートリボン協会を通じて地域の食支援活動に活用される

企業 資金調達/M&A/提携
ファミマとポケットカードが食品ロス削減で協業、社内フードドライブを常設 従業員の意識向上へ
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ポケットカード株式会社と株式会社ファミリーマートは、国内最大規模のフードドライブプラットフォームを活用した新たな連携として、ポケットカード本社内に「ファミマフードドライブ」寄付受付BOXを常設し、社内フードドライブ活動を開始すると発表しました。

本取り組みは、ポケットカードが推進する6つのサステナビリティ活動領域の一つである「社会(地域)貢献」の一環として実施されます。同社はこれまでにも、災害備蓄用保存食を賞味期限到来前に食品ロス削減や生活困窮者支援等を行う団体へ寄付するなど、企業市民としての責務を果たしてきました。

今回の取り組みの目的は、従業員がよりサステナビリティ活動へ参画しやすい環境を整備し、意識向上を図ることです。ポケットカード本社内2箇所に「ファミマフードドライブ寄付受付BOX」を設置し、従業員が家庭で食べきれない食品を気軽に持ち寄り、寄付受付BOXに入れることで社会貢献に参加できる仕組みを提供します。

集められた食品は、担当者が定期的に近隣の「ファミマフードドライブ」実施店舗へ持ち込み、回収パートナーの一般社団法人ハートリボン協会を通じて、地域の食支援活動に活用されます。同協会は毎週土曜日に開催している「みんな食堂(子ども食堂)」にて、港区在住のひとり親家庭もしくは困窮子育て家庭を対象に、子育て支援として食品を配布しています。

ファミリーマートサステナビリティ推進部の部長大沢寛之氏は「食支援の充実と食品ロス削減に関する新たな連携を実現できたことを大変嬉しく思います。この取り組みによって、必要な方々へ食品をお届けする機会や数量を増やすことができるだけでなく、より地域のつながりや支援の輪を感じていただけるのではないかと考えています」とコメントしています。

ポケットカードの竹村隆之経営企画本部長は「本活動へ参加することで、企業としての取り組みに加え、社員が食品を寄付する機会を通じ、フードロス削減や地域社会への食支援という喫緊の課題に対する必要性を理解することで、社員一人ひとりの社会貢献への意識向上に繋がるものと期待しております」と述べました。

今回のような企業間連携による社内フードドライブの取り組みは、従業員の意識向上と実効性のある社会貢献活動として注目されそうです。

《Commerce Innovation編集部》

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