ポプラ運営のコンビニ「生活彩家」、食品ロス削減アプリ「TABETE」を試験導入

・コンビニエンスストア「生活彩家」の東京・広島2店舗でフードシェアリングアプリ「TABETE」のトライアル導入が7月15日より開始
・食品ロス削減対策として、廃棄予定の食品をユーザーとマッチングするサービスをコンビニ業界で展開
・TABETEは約120万人のユーザーと約3,200店舗の掲載実績を持つフードシェアリングプラットフォーム

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ポプラ運営のコンビニ「生活彩家」、食品ロス削減アプリ「TABETE」を試験導入

株式会社ポプラが運営するコンビニエンスストア「生活彩家」の東京と広島の2店舗において、株式会社コークッキングが運営するフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」が、7月15日よりトライアル導入されます。

今回のトライアル導入は、食品ロス削減対策の一環として実施されるものです。対象店舗は、東京都新宿区のヒルトピア店と、広島県広島市中区の広島市役所店の2店舗となります。

TABETEは、パン・ケーキ店、ホテル、飲食店、スーパーなどで、まだ美味しく安全に食べられるにも関わらず食品ロスの危機に面している食べ物を、ユーザーとマッチングするアプリケーションです。この「フードシェアリング」と呼ばれる仕組みを通じて、店舗は無駄を減らして売上を増やすことができ、ユーザーも美味しく食べながら社会貢献を実現できます。

同サービスは2025年7月時点で、約120万人のユーザーと約3,200店舗の掲載実績を誇っています。レスキュー申請については、一部商品のみ承認される場合があり、申請時点で仮決済が行われ、商品内容確定後に差分が自動返金される仕組みです。承認されなかった場合は全額返金されます。

食品小売業界では食品ロス問題が深刻化しており、今回のトライアル導入は課題解決に向けた重要な取り組みとして注目されます。成果次第では他店舗への展開も期待され、小売業界における持続可能な経営モデルを支える手段としてさらに浸透していくことが予想されます。

《Commerce Innovation編集部》

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