株式会社ローソンは、1975年6月14日の創業から50周年を迎えることを記念し、6月3日から記念施策を順次展開すると発表しました。「マチのハッピー大作戦」と名付けられたこの施策では、ローソンらしさ」を5つのキーワードに込めて展開していきます。
同社は1975年に大阪府豊中市に1号店「ローソン桜塚店」をオープンして以来、多様に変化する顧客の価値観や需要に応えながら成長を続けてきました。震災時にはマチのインフラとしての役割も担うなど、この50年間を地域の住民と共に歩んできました。
今回の記念施策では、「商品やサービスを提供するだけでなく、お客様一人ひとりの毎日に寄り添い、小さな幸せやワクワク、そして未来への希望をお届けしたいという想いが込められています。
主要な施策として、従業員が50周年記念Tシャツを着用して接客するほか、6月3日から30日まで4週間にわたり「盛りすぎチャレンジ」キャンペーンを開催します。50周年にちなんで50%増量した商品を過去最長・最大となる4週間で計41品発売する予定です。
また、8月5日から11月3日まで食品ロス削減プログラム「FOOD GOOD SMILE」を実施します。消費期限が近い値引きシール付きおにぎりを購入すると、1個につき1円を全国社会福祉法人経営者協議会を通じて寄付する取り組みです。
アプリを活用した施策では、お買物金額に応じて最大10,000ポイントが当たる「アプリでLガチャ」や、豪華賞品が当たる「アプリでドリームチャレンジ」、50周年記念オリジナルウイスキーをはじめとする希少酒の予約販売なども予定されています。
人気商品の「からあげクン」では、通常1000個に1個の確率で入っている「からあげクン妖精」の焼き印が、50周年記念として約5倍にアップした「でからあげクン 夢のMIX味」を6月3日から発売します。「でからあげクン 夢のMIX味」は、様々な味を楽しみたいという要望に応じて開発された商品です。
50周年記念商品として、「ミルク缶マク」をイメージしたルームライトやキーホルダーのほか、サンリオキャラクターズとコラボした「当りくじ」や「お菓子缶」なども順次発売。6月13日には「ローソンWalker ローソン50周年記念ブック」も発売予定です。
さらに、ローソン銀行ATMやPontaパスでもお得なキャンペーンを実施し、全国各地の店舗に「ポンポンあげすぎトラックキャラバン」が訪れるなど、多彩なイベントを通じて50周年を盛り上げる計画です。
コンビニエンスストア業界での競争が激化する中、ローソンの50周年記念施策は顧客との絆を深める機会となりそうです。顧客に寄り添う取り組みと最新技術を活用したサービスにより、次の50年に向けた基盤づくりが注目されます。
