tenso株式会社は、大丸松坂屋百貨店が運営する「大丸松坂屋オンラインストア」の越境EC支援を開始すると発表しました。同社の海外向け購入サポートサービス「Buyee Connect」の導入により、大丸松坂屋オンラインストアは世界約120の国と地域への販売が実現します。
「Buyee Connect」は日本のECサイトにアクセスする海外ユーザー向けの購入サポートサービスです。海外顧客は購入時の表示言語を19言語から選択でき、海外で主流の決済方法も利用可能です。また、Buyeeが購入手続きや海外発送手続き、多言語でのカスタマーサポートなどを提供します。
大丸松坂屋百貨店は、300年以上の歴史を持つ大丸と松坂屋が合併して誕生しました。新たな価値創出を目指す取り組みの一環として、ECサイトで百貨店ならではのギフトやスイーツ、高品質な日用品などの販売に注力しています。同社の店舗には日々多くの訪日インバウンド客が来店しており、購入商品の国際配送要望や帰国後の購入経路に関する問い合わせなど、海外顧客による商品購入需要が顕在化していました。
こうした海外顧客の需要増加に応えるため、ECサイトでの越境対応サービス「Buyee Connect」の導入を決定しました。Buyeeが言語、決済、国際配送といった海外販売における障壁を解消することで、大丸松坂屋オンラインストアは120の国と地域での販路を拡大します。
大丸松坂屋オンラインストアは、国内外すべての顧客に快適で心地よい買い物体験を届けることを目指しており、今回の連携により、海外顧客が日本中から選りすぐった逸品を自国から購入できる環境が整備されます。老舗百貨店のグローバル展開により、日本の高品質商品の海外展開がさらに加速することが期待されます。