株式会社ecbeingは、株式会社クロスシーと協業し、2025年夏から秋頃にローンチ予定の「TikTok Shop」に参入する企業向けの包括的支援サービスを開始すると発表しました。
TikTok Shopは、ショート動画プラットフォーム「TikTok」上で商品販売が可能なEC機能として注目を集めています。効果的に活用するためには、動画クリエイティブ制作やライブコマース運営、クリエイター起用、広告戦略構築など専門的な知識と運用ノウハウが必要となります。
ecbeingは16年連続でEC構築プラットフォームシェアNo.1を誇り、国内EC業界のリーディングカンパニーとして豊富な実績をもつ企業です。一方、クロスシーは中国のショート動画プラットフォーム上でインフルエンサーマーケティングやライブコマースを5年以上実践してきました。日本でのローンチに向けて、TikTok Shop Partner(TSP)として登録を完了しています。
今回の協業により提供される支援内容は、多岐にわたります。TikTok Shopの出店準備やアカウント設計をサポートする出店支援、TikTok LIVEを活用した効果的な販売イベントの企画・運営支援、TikTokに最適化された動画コンテンツの企画・制作を提供します。さらに、TikTokで活躍するクリエイターとのマッチングや、TikTok広告の戦略設計から運用・効果測定まで包括的にサポートします。
両社は今回の協業を通じて、TikTok Shopに出店する企業のEコマース業務をトータルで支援し、日本国内におけるTikTok Eコマース市場の拡大に貢献する方針です。また、企業のデジタルマーケティングを支援する新サービスを共同開発し、今後も進化し続ける市場ニーズに対応していくことを予定しています。
動画コマースの普及が加速する中、従来のECとは異なるアプローチが求められるTikTok Shopへの対応は、多くの小売企業にとって課題となっています。両社の専門性を活かした包括的な支援サービスは、新たな販売チャネル開拓を目指す企業にとって有力な選択肢となりそうです。