イオンモールが子会社の横浜インポートマートを吸収合併、「横浜ワールドポーターズ」の運営を効率化

・イオンモールが完全子会社の横浜インポートマートを吸収合併
・2025年3月1日に合併効力発生予定
・グループの管理・運営業務の効率化が目的

企業 経営戦略
イオンモールが子会社の横浜インポートマートを吸収合併、「横浜ワールドポーターズ」の運営を効率化

イオンモール株式会社は、完全子会社である株式会社横浜インポートマートを吸収合併することを12月24日に発表しました。合併の効力発生日は2025年3月1日となる予定です。

横浜インポートマートは、横浜市みなとみらいエリアの商業施設「横浜ワールドポーターズ」の管理・運営を担っています。今回の合併の目的は、イオンモールグループにおける管理・運営業務のさらなる効率化を図ることです。

合併の方式は、イオンモールを存続会社とする吸収合併方式で、横浜インポートマートは解散します。

イオンモールは、2024年2月期の連結決算において、営業収益4,231億6,800万円、営業利益464億1,100万円、経常利益370億8,600万円、親会社株主に帰属する当期純利益203億9,900万円を計上しています。

一方、横浜インポートマートの2024年2月期個別決算では、営業収益31億2,600万円、営業利益2億8,500万円、経常利益3億1,200万円、当期純利益2億500万円です。イオンモールは、合併による連結業績への影響は軽微であるという見解を示しています。

今回の合併により、イオンモールグループは商業施設運営のノウハウをさらに集約し、効率的な事業展開を進めていくものと見られます。

《Commerce Innovation編集部》

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