グローバルコマースプラットフォームを展開するShopify(ショッピファイ)の日本法人、Shopify Japan株式会社は、ネイティブのB2B(企業間取引)機能の提供対象を、すべてのShopifyプランの事業者へ拡大したと発表しました。
これまでShopify Plusの事業者向けに限定提供されていたB2B機能の一部が、Basic・Grow・Advancedの各プランでも追加費用なしで利用できるようになります。
今回の拡大により利用可能となる主な機能は以下の通りです。
卸売顧客向けの会社プロフィール管理
顧客ごとに価格を設定できる最大3つのカスタムカタログ
ボリュームディスカウントおよび数量ルール
クレジットカード情報を安全に保存するVault機能
支払い条件(Payment Terms)
ShopifyのB2B機能はプラットフォームのコアに直接組み込まれており、単一の管理画面と統合されたデータ基盤を通じて、B2BとD2C(直販)の両ビジネスをシームレスに運営できる点が特徴です。Shopify Flow、Shopify Markets、Shopify Paymentsといった既存機能もB2C・D2Cの双方で活用可能で、分断されたツールや手作業への依存を軽減し、業務効率の向上と顧客体験の改善を支援します。
実際にShopify B2Bを導入した事業者からは、バックオフィス業務にかかる時間の最大25%削減、平均顧客単価の最大40%向上、6か月以内におけるセルフサービス注文の最大33%増加、リピート注文頻度の最大20%向上といった成果が報告されています。
なお、より高度な要件を持つ事業者向けには、Shopify Plusにおいて無制限のカタログ作成、顧客ごとの価格設定の高度な管理、分割払いやデポジットなど柔軟な支払いオプションを含む拡張されたB2B機能の提供を継続します。
Shopify Japan株式会社のカントリーマネージャー・馬場道生氏は、「日本においてB2Bコマースは事業成長を支える重要な基盤の一つである一方、多くの事業者が依然として分断されたツールに依存しているのが現状です。今回の提供拡大により、より多くの事業者が卸売と直販を単一のプラットフォーム上で一元管理できるようになり、新たな成長機会の創出につなげられると考えています」とコメントしています。
Shopifyは現在、世界175カ国以上で展開されており、国内ではDAISO、生活の木、Allbirds、KANADEMONO、PAUL & JOEなど多くのブランドに利用されています。

