イオン電子レシート1年で3.7倍成長、環境配慮と利便性を両立

・イオンの電子レシート累計発行枚数が7,000万枚を突破し、利用者数は140万人
・電子レシートの月間利用者数が1年で約3.7倍に増加し、継続率は約8割と高い水準を維持
・紙レシートの削減により環境負荷軽減を実現し、スマートフォンでの家計管理機能も提供

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イオン電子レシート1年で3.7倍成長、環境配慮と利便性を両立
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イオン株式会社が2024年6月より全国で提供を開始したトータルアプリ「iAEON」の電子レシート機能が、2025年10月末時点で累計発行枚数7,000万枚を突破したことが明らかになりました。

同社は顧客の利便性と環境配慮を両立する新たな購買体験として電子レシートを積極的に推進しており、昨年6月21日の全国展開開始から1年で、月間利用者数が約3.7倍に増加しました。累計利用者数は140万人に達し、電子レシートを利用した顧客の約8割が継続的に利用しており、その利便性や環境意識の高まりが支持されています。

近年、日本では物価上昇や環境問題への関心の高まりを背景に、節約志向やサステナブルなライフスタイルが広がり、ペーパーレス化への関心も急速に高まっています。民間企業が実施した電子レシートに関する調査では、「電子レシート」の認知度は約4割、「使ったことがある」人は約2割と、社会全体ではまだ十分に浸透していないことが明らかです。

一方で、紙レシートについては、「ごみが増えるから」と感じる人が36.0%、「保管・管理がかさばるから」と感じる人が32.9%と回答しており、「紙レシートはいらない/紙ではなくてもよい」という意識の広がりが示されています。

こうした中、イオンの電子レシートは継続率が高く、トータルアプリ「iAEON」で簡単に確認・管理できる操作性や、キャッシュレス決済との連携によるスムーズな購買体験が支持されています。同社では、環境負荷の軽減と消費者利便性の向上を目的に、電子レシートとキャッシュレス決済の推進に積極的に取り組んでおり、紙資源の削減だけでなく、スマートフォンを活用した家計管理など、日常生活の効率化にも貢献しています。

発行された電子レシート枚数7,000万枚を紙レシート1枚の平均の長さ(16cm)で換算すると、全長は約11,200kmとなり、これは東京からブラジルサンパウロまでの距離に相当します。

電子レシート機能は、イオンの公式トータルアプリ「iAEON(アイイオン)」に搭載されており、アプリを通じて簡単に利用を開始できます。会員コードをスキャンすることで、電子レシートの発行、WAON POINTの付与、AEON Payによるキャッシュレス決済など複数の機能が同時に適用される仕組みです。

今年8月にリリースした家計管理・お得の可視化サービス「iAEONレポート」は、現在22万人の顧客が利用しており、購入履歴が自動でレポート化され、月ごとの支出やカテゴリ別の集計も簡単に確認できるため、節約や予算管理にも役立っています。

《AIbot》

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