株式会社メイキップは、顔合成AI「FaceChange」の着用モデル変更機能に、男性ラインナップを追加したと発表しました。今回のアップデートにより、男性ユーザーも自身の髪型や雰囲気に近いモデルの顔を選んで、イメージを確認できるようになります。
FaceChangeは、ECサイトにおいてモデルやスタッフの着用画像とユーザーの顔写真を合成し、ユーザーが検討中の洋服は自分に似合うかどうかを確認した上で、安心して購入できる体験を提供するサービスです。今回の更新で、ユーザーが選べるモデルのラインナップに8種類の男性モデルが新たに追加されました。
機能拡張により、男性向けアイテムでも本サービスを利用できるようになり、より多くのユーザーが「オンラインで自分に似合うかを確認できる体験」を楽しめるようになります。
サービス導入の結果、FaceChangeを利用したユーザーの購買率（CVR）は、利用しなかったユーザーと比較して1.4倍以上に向上。さらに、本サービスを利用したユーザーは、ECサイトの新規顧客の割合が、利用しなかったユーザーと比べて1.2倍高くなっており、新規顧客層への認知向上にも貢献していることが明らかになりました。
ユニセックスアイテムや男性向けアイテムを多く取り扱う導入クライアントからは、本サービスの導入によって商品ページの滞在時間や回遊率の向上を期待するコメントが寄せられています。
2024年9月から2025年2月にかけて実施したユーザーアンケートでは、FaceChangeが色選びの際に参考になることに加え、普段試着をしないようなアイテムを自分の顔に合わせて試すことで新たな発見ができるといった意見が集まりました。
メイキップは今後もFaceChangeのさらなるアップデートを通じて、オンライン上で「自分に似合うかを、より手軽にかつ高精度に確認できる体験」を提供していく方針です。
オンラインショッピングでの洋服購入が定着した現在、ユーザーの不安を解消し、購入体験を向上させる重要性が増しています。様々なユーザーに寄り添う機能拡充により、FaceChangeの導入がさらに進んでいきそうです。
