イオン株式会社、株式会社ツルハホールディングス(以下、ツルハHD)、ウエルシアホールディングス株式会社(以下、ウエルシアHD)の3社は2025年4月11日、資本業務提携に関する最終契約を締結したと発表しました。この提携により、売上高2兆円超、店舗数約5,500の日本最大のドラッグストア連合体が誕生します。
提携の一環として、ツルハHDとウエルシアHDは2025年12月1日を目処に株式交換による経営統合を行います。この株式交換に先立ち、ツルハHDは9月1日を効力発生日として、1株を5株とする株式分割を実施します。2社の統合後に、イオンはツルハHDの議決権が50.9%となるように株式を取得し、連結子会社化する予定です。50.9%に満たない場合は、公開買付を行います。
シナジー効果は、3年間でおよそ500億円となる見込みです。店舗開発や商品調達の効率化、物流の最適化、プライベートブランド商品の共同開発、調剤事業の強化などを通じて、収益性の向上を図ります。
3社は今回の提携について、日本のみならずASEANをはじめとするグローバル規模において、人々の未病・予防・治療に従事し、健康寿命の延伸に貢献することで、地域生活者のより高次なヘルス&ウエルネスの実現を目指すとしています。
イオングループが有する中国・ASEAN地域における店舗網や人的資源、調達網などを活用することで、ツルハHDとウエルシアHDの海外展開を加速させる狙いもあります。3社は、競争力の獲得、アジアNo.1のグローバル企業への成長を目指すとともに、従業員の成長機会の創出も掲げています。
イオンとツルハHD、ウエルシアHDの資本業務提携により、ドラッグストア業界の勢力図が大きく塗り替えられることになりそうです。