株式会社セキュアは、AIによる画像解析と顔認証機能を組み合わせた新しいセキュリティシステム「GUARD-FORCE FR」の販売を開始しました。
本システムは、既存のセキュリティシステム「GUARD-FORCE Standard」に顔認証機能を追加したもので、設置された監視カメラに映った来訪者の顔を登録し、再来時にスタッフへ音声と静止画で即時通知することができます。
「GUARD-FORCE FRは、AI画像解析やセキュリティセンサ、設備機器などと、株式会社サイエンスアーツが提供するライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を連携させており、店舗の安全管理や警備のDX、マーケティングにも活用できます。
本システムの特徴として、これまでコストが障壁となっていた中小規模事業者への導入促進を図るため、従来のセキュアの顔認証システムの半額以下での提供を実現しました。
活用例として、小売店や商業施設、ホテルなどでは過去にトラブルがあったユーザーを事前登録しておくことで、再来時に即座にスタッフへ通知し、カスハラのようなトラブルを防止できます。
オフィスや事務所においても、重要顧客を事前登録しておくことで、来訪を検知・即時通知し、スムーズな出迎えを実現可能です。これらの機能により、カスタマーサービスの向上やトラブル防止、業務効率化に貢献することが期待されます。
今回の新システム販売開始により、セキュアは中小企業向けのセキュリティソリューション市場への参入を本格化させます。AI技術と顔認証システムの融合により、より手軽で効果的となったセキュリティ対策として普及が進むことが予想されます。
今後も同社は、社会課題解決に向けた高度なビジネスITソリューションの開発と推進に取り組み、スマートシティやスマートビルディングの実現に向けて邁進していく方針です。セキュリティ業界におけるAI活用の先駆者として、さらなる技術革新と市場拡大が期待されます。