EC事業者向けAIクリエイティブ生成SaaS「AI Creative One(AIクリエイティブワン)」の正式版が、2026年5月28日に提供開始されました。商品画像をアップロードするだけで、ECに必要なビジュアル素材を生成できるツールで、撮影前提の制作フローを根本から変えるサービスとして注目されています。
EC現場の制作コストという課題を解決
EC市場の拡大とともに、商品画像・SNS広告・LPなどのクリエイティブ制作にかかる負担は年々増加しています。商品の SKU が増えるたびに撮影とレタッチの工数が積み上がり、カラーバリエーション展開や季節キャンペーンのたびにスタジオ予約・モデル手配が必要になる——そうした「撮影前提」の制作フローが、施策のスピードを阻む一因になっていました。
「AI Creative One」は、この課題に正面から向き合い、AIとデザイナー監修を組み合わせた受託制作で20社以上・累計3,000点以上のビジュアルを手がけてきたノウハウを、誰でも使えるSaaS形式に落とし込んだものです。プロンプトの入力は不要で、商品画像をアップロードするだけで制作を開始できます。
4つの主要機能を搭載
同サービスには以下の4つの主要機能が実装されています。
① 商品画像生成:物撮りイメージやモデル着用画像を生成。背景違い・カラーバリエーション・構図違いにも対応します。
② バナー・SNS広告画像生成:ECバナーや各SNS向けの広告ビジュアルを生成し、コピー挿入や各媒体サイズへの自動変換にも対応します。
③ 動画生成:商品画像から短尺の動画素材を生成できます。
④ LPストーリー画像の一括生成:Amazon・楽天などのモールや自社ECに対応したLP用ビジュアルを一括生成します(順次拡充中)。
撮影コスト最大80%削減、工数は最大94%削減
同社の調べによれば、従来1~2週間を要していた制作リードタイムを即日へと短縮し、撮影比でコストを最大80%、業務工数を最大94%削減できるとしています。また、アパレルから食品・化粧品・雑貨・日用品まで商材を問わず対応できる点も特徴です。特定ジャンルに特化したツールが多い中、ジャンル横断かつワンストップで必要なクリエイティブを揃えられる点が差別化ポイントとなっています。
生成画像の著作権は利用者に帰属し、アップロードデータはAIの再学習に使用しないポリシーを明示しています。法人利用においても安心して活用できる設計としており、内製化促進にも貢献できるとしています。
無料プランで今すぐ試用可能
料金プランはFree(¥0)、Basic(¥12,800/月)、Pro(¥29,800/月)、Enterprise(個別見積)の4段階。Freeプランはクレジットカード登録不要で即日利用を開始できます。2026年7月には、企業のクリエイティブチームへの定着・内製化を支援する「インハウス支援プログラム」の提供開始も予定されています。

