EC事業者向けシステム開発を手がけるハックルベリーは、Shopify Japanの協力のもと、EC事業者向けイベント「Shopify Partner Roadshow Season 3:Next Gen Commerce~EC革命前夜~」を開催しました。国内外のトップECブランドや支援企業が登壇し、AIの進化がもたらす新しい購買行動への対応や、システム刷新、サブスクリプションビジネスの本質について議論が交わされました。
エージェンティック・コマースへの対応がテーマに
基調講演では、Shopify Japanから、北米で購買セッションへのアクセスが急増しているAI経由の購買「エージェンティック・コマース」と、共通プロトコル「UCP」の展望が示されました。国内のEC市場でも同様の変化が期待される中、AIに商品情報を正しく理解させるためのデータ構造化の重要性が語られています。
続くセッションでは、大手アパレル企業が登壇し、複数のシステムを組み合わせた基盤刷新の事例を紹介しました。ベンダーロックインから脱却し、自社で柔軟に運用できる体制づくりの重要性が強調されています。また老舗ECブランドからは、古い基幹システムに起因する顧客データの分断という課題と、既存システムを残したままデータ連携を実現する手法が共有されました。
サブスク運営とエコシステム活用の実務ノウハウも
サブスクリプションビジネスをテーマにしたセッションでは、単品リピート通販を手がける企業が登壇し、成長の踊り場を乗り越えるための顧客解像度向上策を説明しました。決済データを生成AIで分析するダッシュボード活用の事例も披露されています。最後のセッションでは、Shopifyエコシステムを活用した業務効率化や、返品・不正決済対応の自動化といった実務的なノウハウが共有されました。
イベントを通じて、AIによる購買行動の変化に対応するには、データの構造化や連携、組織の自走力向上が欠かせないという認識が各登壇者から示されました。ハックルベリーは今後も、データ連携サービスやサブスク支援アプリなどを通じて、EC事業者の次の一手を後押ししていく方針です。

