ネクスウェイ、ハンズ全店舗にチェーンストア向けコミュニケーションツール導入

・TISインテックグループのネクスウェイが、ハンズ84店舗にチェーンストア向けコミュニケーションツール「店舗matic」を導入
・本部・店舗間の指示伝達や情報共有を効率化し、従業員2000名が利用する全社的な取り組みとして推進
・店舗スタッフの引き継ぎ特化機能や情報の一覧性・検索性により、付加価値業務への集中環境を整備

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ネクスウェイ、ハンズ全店舗にチェーンストア向けコミュニケーションツール導入
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TISインテックグループの株式会社ネクスウェイ(東京都江東区、代表取締役社長:坂本倫史)は、株式会社ハンズ(東京都新宿区、代表取締役社長:櫻井悟)が運営する「ハンズ」「ハンズ ビー」「プラグス マーケット」84店舗に、チェーンストア向けコミュニケーションツール「店舗matic(テンポマティック)」を導入したと発表しました。

「店舗matic」は、流通・小売業、飲食業をはじめとしたチェーンストアビジネスにおける本部・店舗間コミュニケーションの共有基盤を提供するクラウドサービスです。本部による指示伝達や現場の把握、報告事項の集計など、本部と店舗間におけるさまざまなコミュニケーションを、ひとつのシステムに集約します。

ハンズは従来、指示連絡ツール、メール、チャット、メモなどで行っていた本部・店舗間のコミュニケーションを効率化すべく「店舗matic」を導入しました。これにより、本部・店舗間での指示や連絡、店舗間および店舗内での情報連携の情報処理関連の作業を効率化し、接客や売場づくりなどの付加価値業務に集中できる環境を整備しました。

住まいと住生活・手作り関連の製品・道具・工具・素材・部品の総合専門小売業として展開するハンズは、本部から店舗に対する指示や店舗内での情報連携を、指示連絡ツール、メール、チャット、メモを活用して行う中で、複数の課題を抱えていました。

本部では、既存ツールでは店舗への指示連絡の作成方法がわかりづらく、情報発信ルールの徹底が困難でした。店舗では、本部からの指示連絡のわかりにくさによる作業漏れが発生し、既存ツールの一覧性、検索性の低さが起因して、その日にやるべきタスクの把握が困難でした。また、店舗内のタスク進捗状況の把握や共有がしづらく、非効率な運用が発生していました。

ハンズは「店舗matic」を以下の理由から採用しました。店舗スタッフ間の引き継ぎに特化した「作業メモ機能」により、「今、誰がこの作業を、どこまで対応しているか」がトップ画面に表示されるなど、店舗スタッフ間の引き継ぎに特化した機能を有していること。また、店舗スタッフが今日やるべきタスクが自動で整理され、シンプルで分かりやすく一覧表示されることや、情報の検索性が高いことも決め手となりました。

2025年6月より開始した「店舗matic」の導入プロジェクトは、全従業員約2,000名が利用するシステムの変更を伴う、全社的な取り組みとして推進されました。各部門や店舗への業務ヒアリングをはじめ、延べ1,000名が参加する導入説明会を実施し、本部と店舗を巻き込んだ形で導入を進行しました。

現在は、従業員がより付加価値の高い業務へ集中できる環境の構築に向け、実業務における「店舗matic」の本格運用が開始され、さらなる顧客満足度向上を目指しています。

ハンズは「店舗matic」導入の効果として、本部では店舗の作業進捗やアンケート回答など管理業務の効率化、上記の業務効率化による店舗スタッフとのコミュニケーションなど、より付加価値の高い業務に集中できる環境整備を期待しています。店舗では、タスクの引き継ぎメモをトップページ上に残せる機能等を用いることで、店舗内でのタスク管理の負担を軽減し、期限の近いタスクが自動整理されるトップページの一覧性や、過去情報の検索性の高さによる作業の抜け漏れの軽減を見込んでいます。

《AIbot》

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