株式会社ピアラと株式会社ACROVEは、EC事業者向けの新サービス「Retail Spark」の提供を開始し、業務提携を締結しました。
「Retail Spark」は、SNSによるターゲットのリーチを保証し、ブランディング効果と波及効果により売上アップを狙う施策を提供するサービスです。ピアラが得意とするPRやSNSを活用した外部施策と、ACROVEの強みであるECモール内運用を組み合わせることで、EC事業者の売上最大化を支援します。

本サービスの特徴として、SNSやPRを通じて獲得した認知が、ECモールや店舗での購入にどのようにつながるかを分析・設計できることが挙げられます。さらに、モール内でのレビュー評価やランキング上昇、店舗での棚獲得や売上拡大といった波及効果まで見据えた戦略を立案します。

ピアラが一部クライアントに先行導入したところ、売上アップなどの成果が確認されました。

両社は、短期的な流入を目指す広告に依存せず、戦略と実行の両面から売上成長を実現するというビジョンを共有しており、今回の業務提携に至りました。提供する「Retail Spark」は、特にモール内での広告施策に課題を感じているEC事業者や、SNSやPRの取り組みを売上につなげたい事業者、店頭販路や棚獲得も見据えたEC施策を打ちたい事業者などに向いているサービスとなります。
両社はまず、ACROVEが支援するEC事業者を中心に本サービスを導入していく計画です。この仕組みをより多くのモール事業者やD2Cブランドへ展開することで、両社は「売上に直結するPR」という新たな選択肢を業界に提示していくことを目指すとしています。また、ピアラが長年培ってきたPR・SNS領域のノウハウと、ACROVEが持つEC運用・データ基盤を掛け合わせることで、広告に頼らず成果を出すマーケティング実践モデルの構築を進めていく方針です。
ECの重要性が増す中で、小売業界では効果的なマーケティング手法が求められています。新サービス「Retail Spark」は、PRからEC売上最大化までを一気通貫で支援するアプローチで、様々な事業者から注目を集めそうです。