株式会社shizaiは、シリーズB 2nd closeを終え、ラウンド合計で6.2億円の資金調達を完了しました。また、資金調達の完了とあわせて、新執行役員に小田高弘氏が就任することも発表しています。
同社はEC・小売のサプライチェーンをテクノロジーで変革することを事業ミッションとする2020年創業の企業です。1st close以降、アライアンスパートナーとの連携を起点に業績が堅調に成長しており、このグロースを加速する目的で日本政策金融公庫より2億円の新株予約権付融資を受けています。同社の主力事業である包装資材プラットフォーム「shizai」を成長させるとともに、発注管理SaaS「shizai pro」の提供にも力を入れていく方針です。
新執行役員に就任した小田氏は2008年に味の素に入社し、15年間営業や海外事業部門のマネジメントなど多様な職務に携わった後、2023年4月にshizaiに入社しています。shizaiのシリーズAのグロースに貢献し、AE(営業チーム)とGrowth(マーケティング)両チームをマネジメントしていました。チームさらなる拡大に向けて執行役員に就任します。

小田氏は「役職の変化で何か自分自身が変わるわけではありませんが、いただいた責任の重さを感じつつ、事業に対してこれまで以上に真正面から向き合って取り組んでいきたいと思います」とコメントしています。
shizaiは包装資材プラットフォーム「shizai」と発注管理SaaS事業「shizai pro」基軸としながら、さまざまなSCM領域パートナーの力を借りてEC・小売のサプライチェーン全体を理想系に組み替えることを目指しています。

EC・小売業界のサプライチェーン効率化ニーズが高まる中、同社の技術力と営業体制強化により、今後の事業拡大が期待されます。