AnyMind Group株式会社とShopify Japan株式会社は4月11日、日本企業のユニファイドコマース実現を支援するプロジェクトを開始しました。本プロジェクトでは、ShopifyのECプラットフォームとAnyMindのマーケティング・物流支援体制を組み合わせ、ブランド企業のD2C・越境EC・実店舗連携を包括的に支援します。
EC市場の拡大により、ブランド企業にはオンラインとオフラインを横断した一貫性のある購買体験を提供する「ユニファイドコマース」が求められるようになりました。「ユニファイドコマース」の実現には、システム連携やデータ活用、顧客体験設計までの包括的な支援体制が必要です。
Shopifyは175カ国以上で導入されるグローバルコマースプラットフォームとして、マルチチャネル対応や越境ECへの柔軟性・拡張性を備えています。一方、AnyMindはEC構築からマーケティング、製造・物流までを自社プロダクトで一気通貫に支援し、アジアを中心とした現地法人ネットワークを通じて海外展開もサポートしています。
本プロジェクトでは、両社の強みを掛け合わせて、統合型コマースプラットフォームの提供やデータドリブンなマーケティング支援、多言語・多通貨対応による海外ストア運営とグローバル展開支援などを行います。また、市場の理解促進と認知拡大のため、ウェビナー配信・カンファレンス開催や成功事例の共有、ホワイトペーパーの作成なども実施する予定です。
Shopify Japan パートナー事業部責任者のGrace Jahyun Lee氏は「本プロジェクトにより、マーチャントの皆様にはオンラインストアと実店舗、さらにはグローバル展開まで含めたエンドツーエンドの支援を提供できるようになります」とコメントしています。
AnyMind Japan 執行役員の作増志郎氏も「AnyMindのテクノロジーと実績、Shopifyの柔軟なプラットフォームを組み合わせることで、より多くのブランドが越境ECやD2Cに挑戦し、グローバル市場で成果を出せるよう全力で支援してまいります」と述べています。ShopifyとAnyMindが培ったノウハウを活用することで、ユニファイドコマースを実現し、企業の成長に貢献することが期待されます。