商業施設やオフィスに混雑状況可視化サービスを提供するバカン、資金調達を実施 

・AIを活用し混雑状況を可視化するDXサービスを展開
・トイレ広告メディア「アンベール」の事業拡大を目指す
・防災、公共施設、観光など多分野での協業を推進

企業 資金調達/M&A/提携
商業施設やオフィスに混雑状況可視化サービスを提供するバカン、資金調達を実施 
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株式会社バカンは、さらなる事業拡大を目指して資金調達を実施したことを発表しました。バカンは、AI技術で混雑状況を可視化するリアルタイム空き状況プラットフォーム「VACAN」提供しています。

2016年に設立されたバカンは、「いま空いているか1秒でわかる、優しい世界をつくる。」をミッションに掲げ、空き状況プラットフォームなどのDXサービスを提供してきました。また、国内最大規模のトイレ広告メディア「アンベール」を提供するメディア事業を展開し、両軸で成長を続けています。

「VACAN」を中心とするDXサービスでは、リアルタイムな混雑状況の可視化技術を活用し、公共・交通分野を中心にサービスを展開。商業施設、オフィス、宿泊施設、自治体施設など約2万以上の場所にサービスを提供しています。

本プラットフォームは、平時の観光地や商業施設における混雑緩和のほか、有事の避難所でも円滑な運営支援に活用できる仕組みを構築しました。特に防災分野では、約300自治体への導入実績があり、安全・安心な社会の実現に貢献しています。

一方、トイレ広告メディア「アンベール」は、全国の商業施設やオフィスを中心に約12,000箇所に導入されています。広告接触による態度変容率58.9%、広告認知率94.7%という効果が実証され、単なる広告媒体ではなく、生活者に情報を届けるプラットフォームとして進化しています。

今回の資金調達には、株式会社アイティフォーと株式会社FLAG-41が参加しました。両社ともバカンの理念や事業に共感し、協力していく姿勢を示しています。

バカンは今後、AIを活用した技術革新とパートナーシップを通じ、社会に貢献できる事業をさらに加速させていく方針です。「待つをなくす、優しい世界」の実現に向けて、日本国内はもとより、世界中へとサービスを拡大していくことを目指すとしています。

《Commerce Innovation編集部》

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