(トップ画像はプレスリリースのスクリーンショット)
株式会社ローソンは、食品ロス削減を目的としておにぎり5品の消費期限を6時間延長することを発表しました。本施策は、全国のローソン店舗13,232店(2024年5月末時点、「ローソンストア100」除く)にて、2023年7月9日から開始されています。
今回、消費期限延長の対象となったのは、「手巻おにぎり」シリーズの「シーチキン®マヨネーズ」、「熟成紅鮭」、「北海道産日高昆布」、「熟成紀州南高梅」、「熟成辛子明太子」の5品目です。これらの5品目はローソンのおにぎり販売数の約3割を占める人気商品で、消費期限の延長によって食品ロスの削減だけでなく、購買機会ロスの減少も見込まれています。期限の延長は、原材料管理や衛生管理の徹底により実現したものです。
ローソンは、食品ロス削減の目標として、2025年には2018年比で25%、2030年には同50%削減を掲げています。達成に向けて、AIを活用した発注の最適化や、消費期限を延長するための容器の工夫など、様々な取り組みを行ってきました。2024年春より、全店舗にAIを用いた発注数の調整や値引き販売を推奨するシステムの導入を進めており、効果的な食品ロス対策の実践に尽力しています。
消費期限延長をはじめとする食品ロス防止の取り組みは、消費者にとってもメリットがあり、企業の社会的責任を果たすものといえます。今後もローソンは持続可能な社会の実現に向けて、地球環境に配慮した取り組みを推進していく方針です。環境と経済の両面から、持続可能な社会の実現に貢献していくことが期待されます。