カルチュア・エクスペリエンス株式会社は、日本出版販売株式会社が開発した有人・無人のハイブリッド型営業を可能にする店舗運営省人化ソリューション「ほんたす」を千葉県流山市の「TSUTAYA流山店」に導入し、2025年1月31日から運用を開始すると発表しました。
「ほんたす」とTSUTAYAセルフレジを組み合わせた新システムにより、NICリテールズ株式会社が運営を担当する「TSUTAYA流山店」は、24時間営業が可能になります。午前8時から9時30分の早朝と、夜間の21時45分(金・土曜日は23時)から26時までの時間帯は無人営業となり、LINEミニアプリのデジタル会員証による入店管理が行われます。

無人営業時間中は、キャッシュレス決済のみ利用可能で、ゲームやトレカの販売は行われません。また、「ほんたす」サポートセンターが遠隔で運営サポートを行い、緊急時の対応や防犯体制も整備されています。
無人営業時間帯に入店するには、LINEミニアプリのデジタル会員証が必要となります。会員登録は、店舗に設置された二次元バーコードから行うことが可能です。

この新しい運営モデルにより、顧客の利便性向上と書店の収益改善が期待されています。カルチュア・エクスペリエンス社は、今後もこのモデルを全国のTSUTAYAに広げていく方針です。
本取り組みは、多様化する顧客ニーズや生活スタイルに柔軟に対応し、地域住民にとって利便性の高い店舗運営を目指すものです。書店業界における新たな運営モデルとして、今後の展開が注目されます。