ライブモールクラブ株式会社は、日本初の双方向型ライブコマース専用プラットフォーム「Live Mall Club(ライブモールクラブ)」を2026年6月26日に正式ローンチしました。ライブ配信とECを統合し、ベンダー(出店者)・KOL(Key Opinion Leader)・招待制会員を結ぶ高付加価値マーケットプレイスを構築します。中核技術は特許出願中(特願2025-114175)です。
高額・専門商材の「空白地帯」に照準
国内のBtoC-EC市場は約26兆円規模に拡大する一方、百貨店大手のEC化率は1~4%台にとどまっています。ライブコマースはSNS主導で拡大局面に入っていますが、低~中価格帯が中心であり、高額・専門商材を扱う「信頼型」モデルはいまだ未成熟です。同社はこの市場の空白に照準を合わせ、新たなプラットフォームを立ち上げました。
Live Mall Clubの3つの特徴
本プラットフォームは次の3つの特徴を持ちます。まず「双方向性」として、視聴者がライブ画面に「登壇」し、KOLとリアルタイムで対話しながら購入できます。次に「KOL×招待制」として、時計・ジュエリー・ファッション等の専門KOLが厳選商品を紹介し、クラブ会員は完全招待制として信頼性と希少感を担保します。そして「百貨店外商連携」として、百貨店のVIP顧客向けクローズド配信に対応し、オフラインの接客体験をオンラインで再設計します。
ジュネーブ時計見本市での実証実験
正式ローンチに先立つ2026年4月、スイス・ジュネーブで開催された世界最大の高級時計見本市「Watches & Wonders Geneva」で、スイス高級時計ブランド「Gerald Charles(ジェラルド・チャールズ)」が本プラットフォームを活用した実験的なライブを実施しました。ジュネーブの会場とファッションディレクターの戸賀敬城氏(東京)をKOLとしてライブ接続し、新作時計の世界最速発表と並行してリアルタイムの受注会を行い、成果を上げました。
ローンチ時点の参画状況
ローンチ時点では、参画ベンダーが20社以上(高級時計・スキンケア・ファッション・食品など)、KOLが20名以上(各カテゴリの専門家・インフルエンサー)となっています。対応カテゴリは高級時計・ジュエリー・スキンケア・ファッション・食品・アートなど多岐にわたります。
今後の展望
同社は今後3年間で招待制会員数10万人規模への拡大を目標に、百貨店・高付加価値ブランドとの連携を横断的に拡充していく方針です。将来的には越境ライブコマースへも展開し、日本発の信頼型商流モデルをアジア市場に広げる考えを示しています。高額・専門商材のライブコマース市場において、中長期的に10%のシェア確立を目指します。

