株式会社Reaplusは、次世代型インサイトマーケティングサービス「Youth Now!」において、インフルエンサーを対象に「PR投稿に関する定性調査」を実施しました。
本調査は、2026年3月5日・10日に美容・エンタメ領域のインフルエンサーに対して各45分の個別インタビュー形式で行われ、SNS上でのPR投稿における違和感の正体と、エンゲージメントを最大化する発信設計を探索的に明らかにしています。
Z世代・α世代は「広告と認識した瞬間に離脱する」
調査の結果、PR投稿に対する批判は減少している一方で、「PRと分かった瞬間にスキップする」「明らかに広告的な構図は見ない」「定型的な投稿は信頼を下げる」といった傾向が明らかになりました。
つまり現在は、「嫌われる」のではなく「無関心でスキップされる」時代へと移行しています。消費者の態度は拒絶から無視へと変化しており、PR投稿が視界に入っても感情的な反応すら起こさず、単に素通りされる状況が生まれています。
「ガチガチの台本」と「不自然な言葉」が最大のNG
インフルエンサーの制作意欲を最も下げる要因として、企業が用意した定型キャプション、不自然な若者言葉の強要、世界観に合わない演出が挙げられました。
特に象徴的だったのが、「自分の言葉に翻訳できないPRはフォロワーに嘘をつくことになる」という声です。この発言は、企業コピーをそのまま使わせる従来型のPR手法が、インフルエンサーとフォロワーの信頼関係を損なう構造的な問題を抱えていることを示唆しています。
自然に受け入れられるPR設計の4原則
調査から導き出された、効果的なPR投稿の設計原則は以下の通りとなります。
PRは「広告」ではなく「コンテンツとして設計する」:広告枠を作るのではなく、日常に溶け込ませる設計が必要です。
指定は最小限にし、「余白」を設計する:必須訴求のみを伝え、表現はインフルエンサーに委ねる姿勢が求められます。
言葉は「翻訳」を前提にする:企業コピーをそのまま使わせるのではなく、クリエイターの言葉への変換を許容する柔軟性が重要です。
商材別にPR設計を変える:一律のフォーマットではなく、カテゴリごとの最適設計が必須となります。




