ニトリ、インドネシア初出店決定 アジア10カ国目

・ニトリ、インドネシア初出店
・ジャカルタに新店舗オープン
・アジア展開を加速

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ニトリ、インドネシア初出店決定 アジア10カ国目
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株式会社ニトリホールディングスは、2024年7月にインドネシア第1号店をショッピングモール「Central Park Mall」内にオープンすると発表しました。これにより、ニトリはアジア10カ国目への進出を果たすことになります。

ニトリグループは「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」という理念のもと、2032年までに3,000店舗、売上高3兆円を目指しています。現在、日本国内に828店舗、海外に184店舗の合計1,012店舗を展開しており、2023年は3.4億人の来店客数を記録しました。

インドネシア市場は、政府の経済成長促進策が成功していることから、特に重要な市場と位置付けています。同国での展開における目標は、2032年80店舗。第1号店をオープンする「Central Park Mall」は、ジャカルタ最大級のショッピングモールです。

ニトリは、商品企画から製造、物流、販売までを一貫して行うビジネスモデルにより、低価格で高品質な商品を提供することを実現。アジア地域においても、多数の提携先企業や自社工場、商社からなるネットワークを構築し、住空間のトータルコーディネートを提案しています。

ニトリホールディングスの代表取締役会長兼CEOである似鳥昭雄氏は、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」という志のもと、世界中の顧客から「ニトリがあってよかった」と感じてもらえる企業を目指していると述べています。また、取締役執行役員副社長の武田政則氏は、アジア地域での事業展開を加速しているとし、目標は2032年までに海外で2,000店舗、売上高1兆円達成であることを明らかにしました。

ニトリは、2025年3月期までにアジア地域で116店舗の新規出店を計画しており、合計295店舗となる予定です。インドネシアに続き、インドへの初出店も計画しています。今後も毎年200店舗以上の出店を目指し、ビジョン達成に向けて取り組んでいく方針です。ニトリのインドネシア初出店は、アジア地域でのさらなる成長を目指す上で、重要な一歩となることでしょう。

《Commerce Innovation編集部》