チロルチョコ、値上げおよび内容量変更を発表 7月発売分より

・価格改定と内容量変更
・コスト上昇が背景
・品質向上と商品開発

企業 経営戦略
チロルチョコ、値上げおよび内容量変更を発表 7月発売分より
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(画像は対象商品ではなく原材料のイメージ画像)

チロルチョコ株式会社は、一部商品の価格改定および内容量変更を実施することを発表しました。近年、食品原料や包装資材の価格高騰、物流およびエネルギーコストの上昇が続いており、これらのコストアップを吸収するために企業努力を重ねてきたものの、従来の価格と内容量を維持することが困難な状況に直面したと説明しています。

同社は、品質を維持しつつ生産効率化や経費削減を図ってきましたが、これ以上のコスト吸収が難しいと判断し、価格改定および内容量変更に至りました。価格改定の対象商品は、「チロルチョコ(ミルクヌガー)」で、出荷価格を約7%値上げします。

内容量を変更する「チロルチョコ」シリーズの商品は、「バラエティパック(25個を21個)」、「バラエティBOX(24個を20個)」、「ミニヌガーパック(25個を21個)」、「ミニミルク(124gを113g)」の4種類です。また、袋入りの「ごえんがあるよ(39.2gから33.6g)」も、内容量を減らします。

「チロルチョコ」は「こどもたちに当時高級だったチョコレートを10円で届けたい」という想いから生まれ、定番の人気商品だけでなく、多彩なコラボ商品や季節限定商品、チャレンジングな新フレーバーなどを発売してきました。累計フレーバー数は500種類以上に上り、消費者に広く愛されています。チロルチョコ社は、引き続き企業努力によりコスト削減に尽力するとともに、品質の向上と商品開発に力を入れる方針です。

《Commerce Innovation編集部》