株式会社セプテーニは、プロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」のTikTok Shop出店を支援し、Jリーグクラブとして初の事例を創出しました。2026年4月に実施した初回ライブ配信では、フォロワー100名規模の新設アカウントながら一部商品が完売するなど、スポーツIPを活用したライブコマースの新たな可能性を示しました。
フォロワー外の潜在層にIPの魅力を届ける
V・ファーレン長崎ではこれまで、公式オンラインストアやスタジアムでの店頭販売を中心にグッズ展開を行ってきました。さらなるファン層の拡大と購買利便性の向上を目的に、新たな販売経路としてTikTok Shopへの参入を決定。セプテーニはクラブマスコット「ヴィヴィくん」のIPを最大限に引き出す戦略立案から実際の運用までを一貫して担当しました。
今回の施策で特に注目されるのが、TikTokのアルゴリズムを活用したフォロワー外へのリーチです。実施したライブ配信では視聴者の約9割がアカウントをフォローしていないユーザーで構成されており、既存のファンコミュニティを大きく超えた潜在層へのアプローチに成功しました。
「応援」を「購買」に変えるライブ設計
本施策のポイントは、視聴者が抱く「ヴィヴィくん」への愛着や共感、応援の気持ちを自然に購買行動へつなげるライブ設計にあります。セプテーニはリアルタイムな双方向コミュニケーションを重視した台本を企画し、視聴者の熱量を購買アクションへと転換しました。その結果、初回ライブ配信では一部商品が完売するなどの成果を達成しています。
スポーツ・エンタメIPへのTikTok Shop活用を拡大
セプテーニはこれまで美容・コスメ・食品業界を中心にTikTok Shop出店支援を手がけてきました。今回のV・ファーレン長崎との取り組みを機に、今後はスポーツチームやエンターテインメント業界など独自のIPを保有する企業に対しても、IPの価値を最大化しながら販路開拓を支援するパートナーとして事業を展開していく方針です。
フォロワー数に依存しない新たな販路開拓モデルとして、スポーツクラブのTikTok Shop参入を後押しするセプテーニのアプローチは、今後のECチャネル多様化において注目を集めそうです。

