三菱UFJキャピタル株式会社は、同社が運営するファンド(三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合)を通じて、株式会社デリズマートに出資したことを発表しました。
デリズマート社は、食品小売業界向けにプライベートブランド商品の企画・開発・卸を行う企業です。同社は、業界全体の生産性向上を支援するため、プライベートブランド品の開発からオペレーションのDX化促進まで、幅広いサービスを提供しています。
食品小売業界は現在、原材料費・輸送費・人件費の高騰により、新たな取り組みを余儀なくされています。このような状況下で、デリズマート社の高度なノウハウとネットワークは、食品スーパーの利益創出をサポートする重要な役割を果たしています。
三菱UFJキャピタルは、デリズマート社の経営陣の強力な事業推進力、国内外のネットワーク、優秀な人材を集める採用力を高く評価し、今回の出資を決定しました。
今後、三菱UFJフィナンシャル・グループ全体でデリズマート社のサービスの普及を支援し、食品小売業界の発展に貢献していく方針です。この出資により、デリズマート社の成長を後押しするとともに、業界全体のDX化と生産性向上が加速することが期待されます。
食品小売業界は、消費者の生活に直結する重要な分野です。今回の出資による三菱UFJキャピタルとデリズマート社の連携が、業界の課題解決と新たな価値創造につながるか、今後の展開が注目されます。