セブン&アイHD、サイトにKivaのアクセシビリティ機能を搭載

・株式会社Kivaが開発したウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」がセブン&アイ・ホールディングスの公式サイトに導入された
・ユニウェブは音声読み上げや画面コントラスト切り替えなどの機能をワンクリックで提供し、障がい者や高齢者のウェブアクセスを支援する
・コード一行の追加だけで導入当日からアクセシビリティ機能を実装できる手軽さが特徴

テクノロジー その他
セブン&アイHD、サイトにKivaのアクセシビリティ機能を搭載
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株式会社Kivaは、同社が提供するウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」が、株式会社セブン&アイ・ホールディングスの公式サイトに導入されたと発表しました。

ユニウェブは、高齢者や障がいのある方など心身の機能に制約のある人も、年齢的・身体的条件に関わらず、ウェブで提供されている情報にアクセスし利用できるようにすることを目的としたツールです。

ユーザーがサイト上に表示されているユニウェブのアイコンをクリックすると、アクセシビリティメニューが表示され、文字を読み上げる部分リーダーや画面のコントラスト切り替えなどがボタン1つで利用可能となります。

ウェブアクセシビリティの必要性は多岐にわたります。一時的な怪我や病気による身体機能の制限、加齢による視力低下や聴力低下、中高年に多い白内障や緑内障などの目の病気、さらには外国人旅行者が災害時に避難情報を得る場合など、誰もが障がいのある方と同様の状況になり得るためです。総務省の資料によると、70代後半の約半数が黄変化を伴う白内障を患っているとされています。

Kivaが開発したユニウェブは、すべてのウェブサービスにコード一行を追加するだけで、導入当日からウェブアクセシビリティ機能を提供できる点が特徴です。音声読み上げやコントラスト変更などの多様な使い方を通じて、様々な状況にいる利用者が正しい情報を理解できる状態にすることを目指しています。

デジタル化の進展とともに、より多くの顧客にとってアクセスしやすいサービスの提供が求められるようになってきました。今回のような取り組みが広がることにより、業界全体のインクルーシブな環境整備につながると期待されます。

《Commerce Innovation編集部》

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