ローソン、スリーエフの株式売却で関係再構築へ 新たな業務提携契約を締結 

・ローソンがスリーエフ株式全てを売却決定
・両社で新たな業務提携契約を締結
・「ローソン・スリーエフ」ブランド店舗の運営は継続

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ローソン、スリーエフの株式売却で関係再構築へ 新たな業務提携契約を締結 

株式会社ローソンと株式会社スリーエフは4月10日、新たな業務提携契約を締結したと発表しました。この契約は、ローソンが保有するスリーエフ株式全ての売却に伴うものです。

両社は2016年4月に資本業務提携契約を結び、同年9月には合弁会社「株式会社エル・ティーエフ」を設立。「ローソン・スリーエフ」ブランドの店舗を展開し、シナジー効果を追求してきました。

ローソンは積極的な成長投資と経営基盤強化のため、政策保有株式の縮減を進めています。今回の決定により、ローソンが保有するスリーエフ株式361,350株(発行済株式数の4.77%)を全て売却することになりました。

新たな業務提携契約では、従来の協業内容や合弁会社への出資は継続されます。両社は引き続き「ローソン・スリーエフ」ブランド店舗の運営を行い、サービス向上と事業拡大を目指すとしています。

提携関係の再構築により、両社がそれぞれの強みを活かしつつ、より機動的な事業展開を行える体制が整ったと言えるでしょう。コンビニエンスストア業界の競争が激化する中、今後の両社の戦略に注目が集まります。

《Commerce Innovation編集部》

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