マックハウスがリカバリーウェア市場参入へ、次世代機能素材開発のAddElm社と提携

・マックハウスが機能性繊維開発のAddElm社と包括業務提携契約を締結
・AddElm社の技術は世界最大級スポーツ展示会ISPOで3年連続受賞の実績
・14兆円規模のリカバリーウェア市場への参入を目指す

企業 資金調達/M&A/提携
マックハウスがリカバリーウェア市場参入へ、次世代機能素材開発のAddElm社と提携
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株式会社マックハウスは、機能性繊維を研究開発するAddElm TECHNOLOGY株式会社と包括的業務提携契約を締結したと発表しました。

本提携により、AddElm社が開発した次世代機能素材を採用した共同ブランド商品の開発や、AddElm技術のさらなる活用に向けて協業を推進していきます。

AddElm社は、生体鉱石パウダーを練り込んだ独自の「2G FABRIC TECH」により、従来の吸水速乾・抗菌防臭を超えて「着用者の生理機能そのものに働きかける」次世代機能素材を開発しています。

同社の繊維・素材技術は、世界最大級のスポーツ展示会ISPOにおいて、2021年から3年連続で受賞する快挙を達成。2021年にISPO Textrends base layer部門で世界「TOP10」、2022年に「Second Layer」のカテゴリーで世界「TOP5」を獲得し、2023年にはTextrends のスマートテクノロジー アパレル部門で「Best Product」を受賞するなど、革新性が高く評価されています。

近年、健康志向の高まりによって、疲労回復やパフォーマンス向上を目的とする「リカバリーウェア」市場が急速に拡大しています。株式会社矢野経済研究所の調査においても高成長カテゴリーと位置づけられ、2019年より成長を続けている同市場は2030年に14.1兆円に達すると予測されています。

市場の追い風を受け、マックハウスはAddElm社との協業により、「日常をもっとアクティブに、疲労からのリカバリーをよりスマートに叶えるウェア」を開発します。顧客への提供に加えて、自社のみならず幅広い企業への導入を推進していく計画です。

AddElm社の技術は、トップアスリートからも信頼されています。フィギュアスケート、ボクシング、バレーボール、競泳のオリンピック選手をはじめ、ボクシング世界フライ級チャンピオン、日本プロ野球選手など、極限のパフォーマンスを求められる競技領域で着用され、その機能性と効果が認知されています。

同社の素材品質は幅広い企業から注目を集め、国内では、オンワードホールディングス傘下でバレエ・ダンス用品ブランドのチャコット、TSIホールディングスのゴルフウェアブランドPING APPAREL、ストッキング・インナーウェアのアツギ、紳士服業界最大手の青山商事など、各分野のトップ企業との協業を実現しています。海外でも高く評価され、アメリカの新進気鋭ゴルフウェアブランドSTUDENTS GOLFからのオファーを獲得しました。

マックハウスは、AddElm社との協業により開発する機能性ウェアを、単なるスポーツアイテムとしてだけでなく、日常生活におけるウェルネスとアクティブライフスタイルを支える重要なカテゴリとして位置づけ、年齢や性別を問わず幅広い顧客層に愛用される商品群として育成する方針です。

《Commerce Innovation編集部》

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