クラウド在庫管理システム「zaico」を提供する株式会社ZAICOは、シリーズAラウンドで第三者割当増資により、3億円の資金調達を実施したことを発表しました。引受先はアーキタイプベンチャーズ株式会社です。
2016年の創業以来、クラウド在庫管理ソフトzaicoは、直感的で使いやすい在庫管理ツールとして多くの企業に利用されてきました。2024年5月時点で累計登録社数は17万社を突破し、継続利用率は90%を超えています。同社のメンバーは前年比で約2倍に増え、MRR(月次経常収益)は昨対比2.3倍となるなど成長を遂げてきました。

今回調達した資金は、zaicoの既存機能の改良と新規機能の開発に充てられる予定です。特に注力するのが、AIやIoTを活用した在庫管理の自動化ソリューションの開発です。ZAICOは「人の代わりになるツール」への進化を目指しています。

ZAICO代表の田村寿英氏は「最終的には人がスマホやパソコンで操作をしなくても、自動的に在庫管理を行えるソリューションを開発し提供していくことが、我々のミッション」と述べています。
アーキタイプベンチャーズの福井俊平氏と野村美紀氏はzaicoについて「在庫管理の課題に対して考え抜かれたソリューション」と評し、今回の出資を決めたのは「プロダクト開発思考と実行力、経営チームの課題解決に対する真摯な姿勢に非常に共感した」ためであることを明かしました。
なお、ZAICOは、エンジニア向けオンラインイベント「ZAICO Tech Night」を定期開催する予定です。初回は2024年11月20日19時より、「自社SaaSのハッカソン覗き見!」と題して、同社の開発文化について発信します。
人手不足が深刻化する中、在庫管理や発注業務の効率化は多くの企業にとって重要な課題です。ZAICOは今回の資金調達を機に、「便利ツール」を超えて、経営者を支える「新たなインフラ」となることを目指すとしています。人の代わりとなる自動化ソリューションの実現に向けて、zaicoは今後も進化を続けていくことでしょう。