
株式会社DearOneは、リテールメディアプラットフォーム「ARUTANA(アルタナ)」に、ホームセンター「ビバホーム」「ムサシ」を運営するアークランズ株式会社が提供する「ビバムサシアプリ」が新たな広告配信先として加わったことを発表しました。
参画の背景と目的
小売業界ではチャネル横断での体験統合が急務となっており、アークランズは強力な顧客接点の構築を進めています。2026年4月には共通ポイント・会員基盤「ACPO(アクポ)」を軸としたグループ統合型公式アプリ「ビバムサシアプリ」を導入し、ポイントや会員限定特典をチャネル横断で利用できるシームレスな購買体験を実現してきました。
一方の「ARUTANA」は、複数業種の流通小売企業の公式アプリに横断的に広告を配信できるリテールメディアプラットフォームです。今回アークランズは「1to1販促の強化」を推進するため「ARUTANA」への参画を決めました。メーカーからの有益な情報や購買状況・ニーズに最適化された情報をタイムリーに配信し、来店促進とオンライン・オフラインを統合した購買体験の向上を目指すとしています。
「ビバムサシアプリ」の顧客体験
広告配信の基盤となる「ビバムサシアプリ」は、DearOneの伴走型アプリ開発サービス「ModuleApps2.0」を活用して開発されました。1つのバーコード提示でアークランズ共通ポイント「ACPO」と楽天ポイントを同時に貯められる仕組みや、最大4%の還元率となる会員ランク制度、レシート読み取りによるポイント後付け機能「あとからACPO」など、利便性を追求したUI/UXを実現しているといいます。
今回の参画により、広告主となるメーカーは、住まいやDIYへの購買意欲が高い「ビバムサシアプリ」ユーザーへのアプローチが可能になります。オンラインショップでの商品検討時から実店舗でアプリを起動する「購買直前」の瞬間まで、顧客の購買ファネルに合わせた一気通貫の広告配信が実現するとのことです。
リテールメディア「ARUTANA」とは
「ARUTANA」は、リテール企業の公式アプリをアドネットワーク化し、横断的に広告配信が可能なリテールメディアプラットフォームです。広告主は「ARUTANA」へ出稿するだけで複数のリテール公式アプリへ広告配信ができ、ユーザーが能動的に立ち上げるリテール公式アプリは75%が店舗内で起動されるため、購買意欲の高い消費者への直接訴求が見込めるとしています。
リテール事業者にとっては、自社の公式アプリに「ARUTANA」の仕組みを導入するだけで、開発コストをかけずに新たな広告収益を確保できる点もメリットです。管理画面からの簡単な操作で広告掲載を管理でき、アプリの収益化がスムーズに実現するといいます。DearOneは今後も「ARUTANA」を通じて日本最大規模のリテールメディアネットワークを構築し、リテール企業とメーカー双方の顧客体験価値向上を支援するとしています。

