イオン、京成電鉄と資本業務提携 第一弾は新津田沼駅周辺の再開発によるランドマーク化

・イオンと京成電鉄が資本業務提携を締結
・新津田沼駅周辺の再整備を第一弾の取り組みとして計画
・両社のアセットとノウハウを活かし、地域の暮らしをより豊かにすることが目的

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イオン、京成電鉄と資本業務提携 第一弾は新津田沼駅周辺の再開発によるランドマーク化

イオン株式会社と京成電鉄株式会社は、両社のアセットとノウハウを活かし、地域の暮らしをより豊かにすることを目的とした資本業務提携を結びました。本提携により、両社は相互に株式を保有し、安定した信頼関係を構築していきます。

提携の主な内容として、開発および不動産事業における共同での取り組み、小売事業を展開する株式会社京成ストアとイオンにおける協業、交通事業における利便性向上、金融事業での連携などが挙げられています。両社は、これらの取り組みを通じて地域の活性化に貢献することを目指しています。

本提携に基づく第一弾の取り組みとして、両社は新津田沼駅周辺の再整備による新たなランドマーク化を共同で推進する計画です。具体的には、京成グループが保有する「津田沼12番街ビル」を中心とした駅周辺施設の改修と刷新を行い、「イオンモール津田沼」と一体的に運営することで、エリアの価値向上を図ります。

新たな商業施設では、こだわりの食品や日用品のほか、レストランやイベントホール、イオンシネマなどを備え、10代から30代のMZ世代からファミリー層、シニア層まで幅広い世代が楽しめる空間を創出する予定です。

本提携により、イオンの商業施設運営ノウハウと京成電鉄の交通インフラを組み合わせで、利便性の向上や新たな賑わいの創出に取り組むことになります。両社は今後も、相互のシナジーを最大限に活用し、地域活性化を進めていく方針です。

提携の内容として多角的な協業が想定されていることから、京成電鉄の路線がある東京都東部から千葉エリアにおいて、新津田沼駅の再整備事業のほかにも様々な面で地域住民の生活環境向上と経済活性化に貢献していくことが期待されます。

《Commerce Innovation編集部》

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