平和堂、従業員の服装を再度見直し 性別を問わない服装基準を導入

・平和堂が3月1日から従業員の服装を一部自由化
・性別に関係なく同じ服装基準を採用、女性限定の制服を廃止
・多様性尊重と働きやすい職場づくりの一環として実施

企業 経営戦略
平和堂、従業員の服装を再度見直し 性別を問わない服装基準を導入
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株式会社平和堂は、2025年3月1日から、従業員の服装を一部自由化すると発表しました。本取り組みは、従業員一人ひとりの多様性や個性、価値観を尊重し、より自分らしく意欲的に働ける職場づくりの一環として実施されます。

平和堂では、従業員が自分らしく働きやすい環境の整備に取り組んでおり、2024年10月にはヘアカラーやヘアスタイル、アクセサリーの着用に関する身だしなみルールを改定しました。今回は、気温や体調の変化に応じて服装を変えられるよう、制服のルールを見直しています。

特に、今回の変更では、これまで女性のみに貸与されていたカーディガンやスカートといった制服を廃止し、全従業員に同じ服装基準を採用。これにより、性別に関係なく快適に働ける環境が整備されました。

※グレー枠が変更点

また、名札の変更も行われ、「HEIWADO」ロゴの入ったエプロンやネックストラップを着用することで、来店者から見て従業員とわかるよう配慮されています。

今後も平和堂は、従業員の声に耳を傾けながら、時代に即した働きやすい環境づくりを進めていくとしています。従業員の個性や多様性を尊重する企業姿勢が、より良い職場環境の構築につながることが期待されます。

《Commerce Innovation編集部》