Shopify Japan株式会社は、日本における年末年始のコマース動向に関する調査結果を発表しました。本調査は、日本全国のShopify事業者の集計販売データを基に、12月下旬から1月初旬にかけての販売実績を前月比で分析したものです。
調査の結果、年末年始に向けて日本の消費者が住環境の整備や新年の集まりへの準備など、季節性を意識した購買行動を重視していたことが明らかになりました。
新年を迎える準備として、清掃や住環境の快適性に関連する商品の需要が大きく伸びました。掃除機を含む家庭用電化製品の売上は前年同期比で135%以上増加し、中でもスティック型掃除機は約195%増と大きく伸長しました。
また、マットレス(77%増)やマットレスプロテクター(74%増)、ソファなどの家具(67%増)といった住環境を整える商品も堅調に推移しました。これらの結果は、新年を迎えるにあたり、清潔で快適な住まいを整えることが日本の消費者にとって重要な文化的要素であることを示しています。
年末年始に家庭で食事を楽しむ準備が進む中、食器関連商品の需要も大きく伸長しました。器類の売上は前年同期比で200%以上増加し、食器セットも約117%増となっています。これらの結果から、お正月料理をはじめとした年末年始の家庭内での食事や団らんが、引き続き日本の消費行動において重要な位置を占めていることがうかがえます。
住環境や食関連商品の動きに加え、冬物アパレルの需要も高まりました。コーディネートされた衣類セット商品は前年同期比で約70%増、ジャケットなどのアウター類も約60%増となっています。気温の低下に加え、初詣や年始の挨拶回りといった外出機会を見据え、身だしなみを整えるための計画的な購買行動が見られました。
年始の集まりや祝いの場に向けて、パーティー関連商品の需要も大きく伸長しました。お菓子などの詰め合わせや記念品は前年同期比で300%以上増加し、パーティー用品全体でも約186%増となっています。これらの結果は、年末年始が人とのつながりを大切にする時期であることを改めて示すとともに、その準備においてコマースが重要な役割を果たしていることを示唆しています。
Shopify Japanのカントリーマネージャーである馬場道生氏は、「今回の結果は、日本における年末年始の消費動向として、概ね想定通りの内容でした。一方で、改めて明らかになったのは、季節性や文化的な節目が、消費者の需要に強く影響を与え続けているという点です。エージェンティック・ショッピングをはじめとする新しい技術によって、商品との出会いや購入体験が進化する中においても、日本では暦に基づいた季節のリズムが、消費行動に深く根付いています」とコメントしています。

