ZenGroup株式会社が運営する越境ECモール「ZenPlus」は、革製品の修理事業を展開する株式会社ドクターレザーと業務提携を締結したことを発表しました。提携により、両社は修理した革製品を世界中の消費者に届けることで、物の循環を推進します。
株式会社ドクターレザーは、革製品の染め直しやクリーニングなどを手掛け、持続可能な消費の実現に貢献してきた企業です。海外の顧客への修理品販売を検討した際、国際的な流通では言語対応や国際配送、関税の手続きなどが難しいという課題に直面していました。
一方、「ZenPlus」は、19言語への翻訳サポートや問い合わせ対応、国際配送の手配を提供しています。2016年の設立以来、3,000社以上の事業者に利用されており、出店料や月額費用が無料で、日本語のみでの利用が可能な点も特徴です。
使用しなくなった製品の二次利用や三次利用を定着させたいという考えのもと、両社の強みを活かす形で今回の提携が実現しました。「ZenPlus」とドクターレザーは、それぞれの専門知識と経験を合わせ、グローバルなマーケットでの修理革製品の流通をサポートする総合的なソリューションを提供していく予定です。
