ニトリ、フィリピンの「MITSUKOSHI BGC」に同国1号店オープンへ

・ニトリ、フィリピン初出店を発表
・アジア展開を加速、2032年3,000店舗目標
・ニトリグループ、アジアでの売上高1兆円を目指す

ストア運営 新店舗/ストア
ニトリ、フィリピンの「MITSUKOSHI BGC」に同国1号店オープンへ
  • ニトリ、フィリピンの「MITSUKOSHI BGC」に同国1号店オープンへ
  • ニトリ、フィリピンの「MITSUKOSHI BGC」に同国1号店オープンへ
  • ニトリ、フィリピンの「MITSUKOSHI BGC」に同国1号店オープンへ

ニトリグループは、アジア地域での事業拡大を目指し、フィリピンに初となる店舗を2024年4月にオープンすることを発表しました。新店舗はマニラの大型ショッピングセンター「MITSUKOSHI BGC」内に設けられます。

ニトリグループは、2032年までに3,000店舗、売上高3兆円達成を目標に掲げており、家具やホームファッション関連商品を取り扱う「ニトリ」をはじめ、多岐にわたる事業を展開しています。現在、日本国内に807店舗、アジア各国に172店舗を有し、合計979店舗を運営。2023年3月末には1,001店舗に到達する見込みです。ニトリグループにとってアジア地域は重要な市場であり、出店の加速を最重点課題の一つとしています。

フィリピンはASEAN地域において人口と経済成長率が高く、ニトリグループは以前から出店の機会を模索していたと明かしています。今回の出店を皮切りに、2032年までにフィリピン国内で50店舗を出店する計画です。

海外展開の現状と今後の計画

ニトリグループは、2022年3月期にマレーシア、シンガポールに初出店し、2024年3月期にはフィリピンのほか、タイ、香港、韓国、ベトナムにも進出しました。今後はインドネシア、インドへの初出店を予定しており、2024年3月期の海外出店は44店舗に達し、今月中には51店舗になる見込みです。2025年3月期には海外で100店舗規模の出店を目指し、2032年には年間200店舗以上の出店体制を整える予定です。

ニトリグループは、アジア地域での事業展開を通じて、現地の生活に豊かさをもたらすことを目指しています。フィリピン1号店のオープンは、同グループがアジア市場での成長戦略をさらに加速させるための重要な一歩となります。

《Commerce Innovation編集部》

編集部おすすめの記事