楽天グループ株式会社は、OpenAI, L.L.CとAI分野における戦略的パートナーシップを結び、協業の一環として新たなAIプラットフォーム「Rakuten AI for Business」を2024年以降に提供する予定であることを発表しました。
「Rakuten AI for Business」は、営業やマーケティング、カスタマーサポート、オペレーション、戦略策定、システム開発といった企業活動を支援するプラットフォームです。具体的には、データ分析やチャート作成など分析の手助けを行う「Rakuten AI Analyst」、担当者が効率的に高度な消費者へのサービスを提供できるように手助けする「Rakuten AI Agent」、企業の資料を分析して必要な情報を提供することで顧客からの質問に迅速に回答する「Rakuten AI Librarian」といった機能を提供します。
「Rakuten AI for Business」は、スマートフォンやタブレット等のあらゆる端末から常時アクセスできる、利便性の高いインターフェースとなっています。また、機密データは、楽天の通信網やクラウド技術を備えたデータセンターにおいて、エンドツーエンドでの安全なネットワーク環境下で管理するシステムです。
国内外で約17億のユーザーを有する楽天は、Eコマースからフィンテック、デジタルコンテンツ、通信など様々なサービスを提供し、独自の「楽天エコシステム（経済圏）」を形成しています。一方、OpenAIは、「AIを通じて全人類に利益をもたらすこと」をミッションに掲げ、AIの研究・開発の担い手として、多くの消費者や企業にAIの最先端技術をもたらすことに貢献している企業です。両社は、今後も豊富なデータと最先端のAI技術の活用を通じて、ECにおける購買活動に革命をもたらし、世界中の人々に対して新たな価値創出を目指していくとしています。
