ニトリが香港に進出、世界3,000店舗達成に向けアジア地域出店を加速

株式会社ニトリホールディングスは、アジア地域への出店を加速すべく、香港の第1号店を2023年9月に九龍湾にある大型ショッピングモール「MegaBox」内にオープンすると発表しました。

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ニトリが香港に進出、世界3,000店舗達成に向けアジア地域出店を加速
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株式会社ニトリホールディングスは、アジア地域への出店を加速すべく、香港の第1号店を2023年9月に九龍湾にある大型ショッピングモール「MegaBox」内にオープンすると発表しました。

ニトリグループは、2032年には3,000店舗、売上高3兆円を達成するというビジョンを持ち、2023年9月時点で日本に793店舗、中国大陸・台湾・マレーシア・シンガポールに142店舗、合計935店舗を展開しています。

低価格で品質に優れた商品の提供を実現すべく、同グループは、商品企画から製造・物流・販売まで、自らが一気通貫でプロデュースするビジネスモデルを構築してきました。その過程で、アジア地域に多数の提携先企業、自社の工場や商社からなるネットワークを築き、多くのビジネスパートナーと共に事業を推進しています。

ニトリグループは急成長が見込まれるアジア地域は最重要エリアだと考え、出店の加速により、早期に店舗網の充実を図ることを最重点課題の一つとして位置付けています。台湾では2007年に高雄に1号店を設立して以降、58店舗を出店し、中国大陸では2014年に武漢に初出店して以来、74店舗を出店しました。

2022年には、マレーシアとシンガポールへの初出店を含め、アジア地域の4つの国と地域に合計37店舗を出店。2023年8月にはタイにも初出店を果たしています。今回進出した香港では、2023年9月の1号店オープンに続けて、2032年までに20店舗の出店を計画しています。

新たにベトナムやインドネシア、フィリピン、韓国にも進出し、2024年3月末までに既存地域と合わせて78店舗を新規開店し、アジア地域は合計206店舗となる予定です。さらに、2025年以降は、毎年平均300店舗の出店を目指しています。

《Commerce Innovation編集部》