
SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップは、CRM・メールマーケティング機能「future Scenario Cast」で、生成AIを活用したメール文面・画像の作成を支援する有料オプションを2026年9月30日に提供開始します。申し込みは9月29日から受け付けています。
新商品やセールの告知、休眠顧客の掘り起こしなど、配信目的に応じた文面を生成AIで作成できます。メール全文の作成に加え、選択した一部分だけの書き換えや、メール内の画像生成にも対応します。
開発の背景
EC市場の競争が続くなか、EC事業者には購入後も顧客と継続的にコミュニケーションを取り、再購入やファン化につなげることが求められています。一方で、継続的なメール配信には企画や文章作成、表現の調整に多くの時間と手間がかかります。特に商品の魅力を伝える言葉選びやキャッチコピーの作成は、EC担当者の負担になりやすい業務です。同社はこうした負担を軽くするため、生成AIオプションを開発しました。
配信目的やショップの個性に合わせて文面を生成
メールの配信目的を選び、対象商品や販売方法などを入力すると、生成AIが文面を作成します。初回リリースでは、新商品やセールの商品訴求、季節イベントやキャンペーンの告知、会員登録後・初回購入後のフォロー、カゴ落ちや閲覧履歴のリマインド、誕生日やポイントの案内、休眠顧客の掘り起こしなどに対応します。専門的なプロンプトの知識は必要ありません。

商品訴求のメールでは、futureshopに登録した商品を選ぶだけで、商品情報や訴求内容をもとにした文面が作られます。ショップの特徴やテーマカラー、表現上のルールをあらかじめ設定でき、AIがこれらを参照することでブランドイメージやトーン&マナーに沿ったメールを作成できます。

部分的な再生成と手動編集に対応
HTMLメールエディター上で選択した文章の一部だけを、生成AIで再作成できます。「商品の魅力がより伝わる表現に変更して」「長い説明を短くまとめて」といった話しかけるような指示で書き換えられます。生成後は担当者が文章やレイアウトを直接編集できるため、AIによる言い換えと手動の調整を組み合わせて仕上げられます。

画像の生成にも対応
メール文面だけでなく、画像も生成AIで作成できます。ゼロから生成できるほか、futureshopに登録した商品画像をもとに新しい画像を生成することも可能です。

「future Scenario Cast」と今後の展開
「future Scenario Cast」は、futureshopの標準CRM・メールマーケティング機能として内蔵されたサービスです。顧客の属性や購買・行動データに応じたセグメント配信、施策の効果計測、キャンペーン配信やステップ配信の自動化に対応し、LINEや郵送DMを組み合わせたクロスチャネル配信も行えます。
同社は今回のオプションを第一弾と位置づけ、今後も機能拡張を検討するとしています。第二弾以降では、メールの作成から配信後の振り返りまで一貫して支援できるサービスを目指します。






