NTT西日本、ライブコマース新プラットフォーム共創に向け3社とパートナーシップ締結

・NTT西日本がライブコマース新プラットフォーム創出へ3社と提携
・VTuber、越境EC、AI技術を持つ企業を採択
・2024年度中に実証実験を予定、事業化を目指す

企業 経営戦略
NTT西日本、ライブコマース新プラットフォーム共創に向け3社とパートナーシップ締結
  • NTT西日本、ライブコマース新プラットフォーム共創に向け3社とパートナーシップ締結
  • NTT西日本、ライブコマース新プラットフォーム共創に向け3社とパートナーシップ締結
  • NTT西日本、ライブコマース新プラットフォーム共創に向け3社とパートナーシップ締結

西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、新たなライブコマースプラットフォームの創出を目的とし、3社と共創パートナーシップを締結しました。本取り組みは、NTTスマートコネクトが保有するライブコマースプラットフォームを活用し、新たな価値を生み出すものです。

本事業のパートナー企業は、2024年10月に「QUINTEBRIDGE」にて実施したピッチ審査で決定しました。採択された3社は、VTuberやアバター領域に特化したany style、越境ECプラットフォームを展開するBENLY、AIを活用したマーケティングクリエイティブ生成ソリューションを提供するOneAIです。各社の特徴的な技術や知見を組み合わせることで、革新的なライブコマースプラットフォームの実現を目指します。

any styleは、VTuberを活用した企業PRの実績を持ち、ライブコマースにおける新たな集客施策としてVTuberマーケティングの可能性を探ります。BENLYは、日本企業の海外市場開拓を支援する越境ECプラットフォーム「BEX Market」を提供しており、ライブコマースと越境ECの融合に取り組む予定です。OneAIは、AIを活用したチャットマーケティングや広告クリエイティブ生成技術を持ち、ライブコマースにおけるリアルタイムコミュニケーションの強化を目指します。

NTTスマートコネクト代表取締役社長の牧内貴文氏は、「3社の知見・ノウハウをお借りし、『配信者と視聴者の距離をグッと近づける世界』の実現に向け、サービス化の検討を加速してまいります」とコメントしています。各社は、2024年度中に実証実験を行い、その結果を踏まえて事業化を目指す予定です。

デジタル技術の進化により、消費者の購買行動が大きく変化している中、本事業のような新たな試みは、小売業界に新たな風を吹き込む可能性を秘めています。ライブコマースの進化が、日本企業のグローバル展開や新たな顧客体験の創出にどのようなインパクトをもたらすか、今後の展開が注目されます。

《Commerce Innovation編集部》