イオン、全国フードドライブを実施した11日間で約17トンの未利用食品を回収 各地域の団体や子ども食堂に寄贈

・イオンが全国約2,200店舗でフードドライブを実施し、約17トンの未利用食品を回収
・回収した食品は各地のフードバンク団体や子ども食堂などに寄贈
・2025年度までに事業系食品廃棄物の半減を目指す環境目標を掲げている

企業 経営戦略
イオン、全国フードドライブを実施した11日間で約17トンの未利用食品を回収 各地域の団体や子ども食堂に寄贈
  • イオン、全国フードドライブを実施した11日間で約17トンの未利用食品を回収 各地域の団体や子ども食堂に寄贈
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イオン株式会社は、2024年10月4日から14日までの11日間、グループ16社約2,200店舗で実施したフードドライブに寄せられた未利用食品約17トンを、各地域のフードバンク団体や子ども食堂などに寄贈したことを発表しました。

フードドライブとは、家庭で余っている食品を持ち寄り、必要としている人々や団体に寄付する活動です。イオンは環境目標の1つに循環型モデルへの転換を掲げており、2025年度までに事業系の食品廃棄物を半減させる目標を設定しました。同時に、家庭から出る食品ロスの削減にも取り組んでいます。

今回のフードドライブでは、飲料や菓子、米、乾麺、調味料、缶詰のような食品など多岐にわたる食品が集まりました。これらの食品は、各地域のフードバンク団体や子ども食堂に寄贈され、食品ロス削減と同時に、食料支援を必要とする人々への助けにもなっています。

イオンは今後、全国のすべてのグループ店舗において、定期的にフードドライブを実施することを目指しています。本取り組みを通じて、顧客と共に食品ロスについて考え、地域で活動している団体をつなぐ"ハブ"の機能を担う方針です。

10月26日には、群馬県高崎市のイオンモール高崎で、フードドライブに関する情報発信イベントを開催。イベントでは、全国で実施したフードドライブの回収実績を報告するとともに、イオンスタイル高崎の店長が代表して県内の店舗で寄せられた未利用食品を「こども食堂ネットワークぐんま」へ贈呈しました。

イオンの取り組みは、企業の社会的責任を果たすものであるとともに、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩となっています。同社は今後も、各店舗の顧客と共同で食品ロス削減に取り組み、地域社会との連携を深めながら、環境に配慮した持続可能な社会の構築に向けて尽力していくことでしょう。

《Commerce Innovation編集部》