クスリのアオキ、TMNの新クラウドPOSシステムを導入開始

・クスリのアオキがTMNのクラウドPOSシステムを導入
・大規模事業者向けPOSシステムのクラウド化を推進
・リアルタイムデータ活用による事業効率化を目指す

テクノロジー 決済
クスリのアオキ、TMNの新クラウドPOSシステムを導入開始

株式会社クスリのアオキホールディングスは、株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(以下、TMN)のクラウドPOSシステム「クラウドPOS」の導入を開始しました。TMNにとって、今回の「クスリのアオキ」店舗への導入が、大規模事業者向けクラウドPOSシステムの第1号案件となります。2024年9月にオープンしたクスリのアオキの新規2店舗で運用を開始しており、今後さらに導入を拡大していく予定です。

これまでTMNは、クスリのアオキに対して電子マネーやQR・バーコード決済サービス、ハウス電子マネーサービスなどを提供してきました。今回のクラウドPOS導入により、決済環境の整備だけでなく、店舗運営全体のデジタル化を支援することになります。

新たなクラウドPOSシステムは、独立した機能を組み合わせたマイクロサービスによるシステム構成となり、機能拡張やカスタマイズがしやすい点が強みです。また、POSレジだけでなくタブレット・モバイル端末、PCに対応したデバイスフリーな利用環境や、クラウド上にPOSデータが蓄積されることで実現するリアルタイムデータ活用も、本システムの特徴となります。機能のアップデートをクラウド側で実行できるため、ハードウェアの改修が不要でコストを低減でき、効率的な運用が可能です。

大規模小売業では、複雑な会計パターンやサービスに対応するため、POSシステムのカスタマイズが高度になる傾向があり、ベンダーロックインを引き起こしてレガシーシステムからの脱却を難しくしている一因だとTMNは分析しています。また、大規模事業者では、オンプレミス型POSシステムが主流で、クラウド型システムへ移行が進んでいません。

さらに、小売業界では人手不足や業界再編などにより事業環境が急速に変化しており、TMNはこうした環境における顧客維持や事業効率化にはデータの利活用が有効と判断し、リアルタイムに購買データを活用できる本システム開発しました。TMNは今後、クラウドPOSにさらなる機能を追加し、汎用性を高めていく方針です。今後も、流通事業者向けのDXサービスを提供し、より便利で安全な消費環境の創出に貢献していくとしています。

《Commerce Innovation編集部》