株式会社セキュアは、「SECURE AI STORE LAB 2.0」(以下、「AI STORE」)を1年間運営し、取り扱いSKU(在庫管理上の最小単位)がオープン当初の2倍になり、済精度が99%以上となったことを発表しました。また、今後展開を目指す活用シーンや、これまでの取り組みについても明らかにしています。
「AI STORE」は、2023年7月3日にセキュア本社が入居する新宿住友ビルの地下1階にオープンした店舗です。本店舗は、テクノロジーを駆使した無人レジレス店舗で、天井に設置されたカメラの映像をAIで解析することにより運用されています。重量センサーを使用しないため、什器の制約が少なく、店舗デザインの自由度が高いのが特徴です。

「AI STORE」は2024年7月3日に開業1周年を迎えました。セキュアは1年間で、ハード面とソフト面の両面において実証を重ね、精度向上に尽力。オープン当初から10月の4カ月間では修正対応率が4.8%で決済精度は95.20%にとどまっていましたが、2024年4月から7月の4カ月間では修正対応率が0.95%に低下し、決済精度は99.05%に到達しました。また、展開SKU数もオープン当初の約150から現在は約300へと増加しています。
「AI STORE」は、AIを活用した実証実験の場としても機能しており、流通小売企業に先駆けて無人レジレス店舗の設備を開発するノウハウを蓄積しているところです。在庫管理や購入に至らなかった商品の分析などマーケティングにも活用できるソリューションの開発を目指しています。
今後、「AI STORE」の活用を目指すシーンとして、「スタジアムおよびドーム内のグッズショップや売店」のほか、「スーパーマーケットや食料品店」、「コンビニエンスストア」、「ショッピングモール等の商業施設」、「イベント会場などの移動型コンテナ」などを視野に入れています。これらの場所に無人レジレス店舗を導入することで、レジ待ちの解消や店舗運営の省人化、万引き防止などの効果が見込まれます。
セキュアは今後も、コンビニエンスストアやショッピングモールなどの小売業界と連携し、無人レジレス店舗の実証実験と本格導入を進めていく予定です。同社は、安心安全でスマートな社会の実現と社会課題の解決を目指し、「AI STORE」の運営を通じてノウハウの獲得と技術力の向上を図っていくとしています。