「STAFF START」、ファンが売り手になる新サービス「FANBASSADOR」を発表 “好き”を起点に人手不足解消

・新サービス「FANBASSADOR」
・キュレーション機能提供開始
・人手不足解消を目指す

ストア運営 運営支援
「STAFF START」、ファンが売り手になる新サービス「FANBASSADOR」を発表 “好き”を起点に人手不足解消
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株式会社バニッシュ・スタンダードは、スタッフDXサービス「STAFF START」における新サービス「FANBASSADOR(ファンバサダー・Fan+Ambassador)」を発表しました。本サービスは、小売・サービス業の人手不足を解消することを目的としています。「FANBASSADOR」は、企業が顧客やOB・OG(アルムナイ)など、その企業が好きな人々と繋がり、「ファンバサダー」としてECサイトの共創やスポット雇用、将来的には直接雇用を目指す新たなサービスです。

第一弾として、「キュレーション」機能の提供を開始しました。本機能は、Instagram投稿をハッシュタグ検索し、ユーザーへのECサイトへの掲載依頼や投稿商品の紐付け、掲載作業、効果測定まで行えるUGC機能です。Instagram経由でのECサイトへの集客や売上の計測ができ、フォロワー数だけでなく売上を作れる人の見極めや育成が可能になります。さらに、「STAFF START」がファンバサダー候補探しも支援。予めスカウトされたInstagramユーザーとそのフォロワー数や投稿頻度などを「FANBASSADOR」上で閲覧でき、探す手間が大幅に削減されます。

「FANBASSADOR」には、様々な機能が追加される予定です。例えば、売上データをもとにスタッフをスコアリングする「スコアリング機能」や、優れたファンバサダーにインセンティブを支払う「アンバサダー機能」、転職や就職を検討している人に企業から直接スカウトを送る「リクルーティング機能」などが計画されています。本サービスは、深刻化する人手不足と働き方の多様化が求められる現状を背景に設計されました。厚生労働省の調査によれば、小売業の欠員率は全産業の合計を上回り、内閣府の白書によると2050年には労働人口が約2,000万人減少すると予測されています。

「STAFF START」は、様々な事情により店舗勤務を諦めたスタッフがオンラインで活躍できる場を提供し、適正な評価を受けられる仕組みを作ってきました。今後は好きな商品やサービス、ブランドをファンが応援できるようにして、店舗スタッフ希望者を増やし、雇用後もスタッフにとって最適な環境で”好き”を続けられるサービスを作る方針です。企業にとっては最適な人材を採用すると、離職率の低下や人材不足の解消が期待でき、バニッシュ・スタンダードは本サービスを通じて業界全体の発展に寄与していくとしています。

《Commerce Innovation編集部》