ニトリ、AR/3D家具配置シミュレーションサービス開始

・ニトリがAR/3Dサービスを導入
・家具配置のイメージがスマホで可能に
・2024年6月、3Dインテリアシミュレーター開始

テクノロジー その他
ニトリ、AR/3D家具配置シミュレーションサービス開始
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株式会社ニトリは、家具の配置をバーチャルで体験できるAR/3D導入サービス「RITTAI」およびVR空間シミュレーションサービス「RITTAI ROOM」を導入し、「ARサービス」と「シミュレーションサービス」を開始することを発表しました。2つのサービスは、株式会社Forgersが開発・運営しています。

ニトリグループは、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」という目標に向けた取り組みの一環として、利用者の自宅空間に家具を配置したイメージをスマートフォンを通じて確認できるARサービス「スマホで簡単!3Dで試し置き」を開始しました。本サービスにより、店頭にない商品や大きさのイメージがつかみにくい商品、コーディネートの相性が気になる商品を、実寸大で確認することが可能になります。

顧客から「商品が店頭になかった」「大きさのイメージがわかりにくい」「家のコーディネートに合うかわからない」といった声を受け、ニトリは本サービスを導入しました。自宅でも店頭でも、検討したい商品を実寸大で確認し、便利で快適な買い物環境を享受できるようになります。

さらに、2024年6月1日には、作成した商品3Dモデルを活用した「3Dインテリアシミュレーター」を導入する予定です。シミュレーターサービスでは、インテリア専門スタッフが間取りを3Dで作成し、商品を配置して理想のコーディネートプランを提案します。コーディネート提案は、全国6店舗でのインテリア相談サービスあるいは、オンライン相談を通じて受けることができます。

「スマホで簡単!3Dで試し置き」サービスは、現段階で300種の商品に対応しており、2024年8月までには約1,000アイテムまで拡大する予定です。「3Dインテリアシミュレーター」も、顧客自身でのコーディネートが実現するように開発を進めています。

ニトリは今後も「お、ねだん以上。」のフレーズにふさわしい商品やサービスにより、住まいの豊かさを多くの人々に提供し続けるとしています。Forgersは、家具・小売業界や製造業界、通信業界など幅広い分野でVR/ARアプリケーション開発を支援しており、今回のニトリとのコラボレーションによって、その技術力とサービスがより一層注目されることとなります。

《Commerce Innovation編集部》