PPIH、日本食スーパー「TOKYO CENTRAL」のハワイ初出店を発表

・ハワイ初の「TOKYO CENTRAL」5月オープン
・日本食品・即食品に特化した品揃え
・日本の農畜水産物の海外販路拡大

企業 経営戦略
PPIH、日本食スーパー「TOKYO CENTRAL」のハワイ初出店を発表

(トップ画像はプレスリリースのスクリーンショット)

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)グループ傘下のパン・パシフィック・リテールマネジメント USAは、2024年5月8日にハワイ州カイルア地域に日本食品を中心に取り扱うスーパーマーケット「TOKYO CENTRAL Kailua」をオープンすることを発表しました。これは、ハワイ初の「TOKYO CENTRAL」出店であり、米国・カリフォルニア州と合わせて8店舗目の展開となります。

「TOKYO CENTRAL Kailua」は、2024年3月31日に閉店した「TIMES Supermarket Kailua」の跡地に開店する業態転換店舗です。オアフ島北西部のカイルアは、ラニカイビーチがあることで知られ、ローカル住民と観光客で常に賑わう地域です。同店は、カイルアショッピングセンター内に位置し、周辺には日本食品を扱う店舗や日本食を提供する飲食店がないため、日本の食文化を伝える重要な役割を担うことになります。

店内では、寿司や総菜などに力を入れ、温かい日本総菜や和牛串、冷総菜としてそばやうどん、レンジ加熱式のラーメン、サンドウィッチなどを提供。また、日本式のしゃぶしゃぶやすき焼き用の薄切り肉、質の高い日本直送の野菜や果物も旬に合わせて販売します。

日本の菓子やドリンク、米や調味料、冷蔵・冷凍品コーナーに加え、ハワイで人気の日本酒なども取り揃え、観光客など様々な国籍の来店者を意識した商品構成も特徴です。さらに、「Kawaii(カワイイ)&Hawaii」をキーワードに、米国でも親しまれているサンリオや日本のアニメキャラクター商品、ハワイのお土産グッズを扱います。

PPIHグループは2024年4月19日時点で米国内に65店舗、アジア各国にも多数の店舗を構えており、米国をはじめとする海外での店舗展開に積極的な姿勢です。また、同グループはパートナーシップ組織「Pan Pacific International Club(PPIC)」を通じて生産者との関係を強化することで、日本の農畜水産物の輸出拡大を目指しており、今回の店舗も本取り組みの一環となります。

《Commerce Innovation編集部》