日本郵便が新たな買物サービス「おたがいマーケット」開始、「サブスクペイ」を導入

・日本郵便が「サブスクペイ」を導入
・「おたがいマーケット」での利用開始
・地域の利便性向上と持続可能性を目指す

テクノロジー 決済
日本郵便が新たな買物サービス「おたがいマーケット」開始、「サブスクペイ」を導入
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日本郵便株式会社は、2024年3月より買物サービス「おたがいマーケット」の提供を開始し、株式会社ROBOT PAYMENTが提供する顧客管理・自動課金クラウド「サブスクペイ」を導入しました。

「おたがいマーケット」は、会員費として月額定額料金を支払うことで、提携ネットスーパーでの買物を送料無料または安価に利用できるサービスです。特に交通網が弱体化している地域や、買物が困難な状況にある高齢者や子育て世代にとって役立つ支援となります。先行実施エリアとして、奈良県奈良市東部地域を対象に2024年3月15日より会員を募集し、25日より注文の受付を開始しました。要望や需要予測を踏まえながら、全国展開を目指しています。

「サブスクペイ」は、サブスクリプション事業に特化した顧客管理・自動課金クラウドサービスです。毎月の決済処理を完全自動化することで、事業者の業務負荷を軽減します。顧客のライフサイクルを自動収集・リアルタイム分析する機能や、クレジットカード決済・口座振替・コンビニ払い等の決済手段を搭載しており、顧客に合わせた柔軟な課金モデルの設計が可能です。

「おたがいマーケット」は、日本郵便の既存配達動線を活用し、受取先への複数注文分の一括配送によって、地域の利便性向上を図ります。これにより、人口減少が進む地域でも持続可能なサービス提供が可能となります。「サブスクペイ」を採用することで、決済処理を自動化でき、利用者の利便性が向上するため、導入が決定しました。お試し期間の設定や、利用者自身の退会処理に対応していることなども、評価されたポイントです。顧客と事業者双方の負担を軽減する「サブスクペイ」は、今後も様々な事業の発展を支えていくことが期待されます。

《Commerce Innovation編集部》