JR東日本スタートアップとTTG、省スペースAI無人決済店舗ソリューション発表

・AI無人決済「TTG-SENSE SHELF」発表
・24時間稼働の省スペースソリューション
・品川駅でのテスト検証実施

テクノロジー その他
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JR東日本スタートアップ株式会社とサインポスト株式会社の合弁会社である株式会社TOUCH TO GO(TTG)は、新たなAI無人決済店舗システム「TTG-SENSE SHELF」を2024年3月に発売する予定です。

「TTG-SENSE SHELF」は、省スペースでの展開が可能な24時間稼働のAI無人決済店舗ソリューションです。2019年3月に開業した高輪ゲートウェイ駅のAI無人決済店舗「TOUCH TO GO」の成功を経て、100店舗を超える無人決済店舗システムの導入により培った技術やノウハウ、顧客の声をもとに開発しました。

省スペースでの出店という希望に応え、1ユニットW900×D600×H2500mmの商品棚型とし、2ユニットからの設置に対応。駅や空港、商業施設のデッドスペースを活用し、出店の可能性と広告的価値を向上させることが期待されています。

また、これまでの「TTG-SENSE」シリーズで要望があった、食品以外の専門店商材の展開を含め、様々な業態での活用を目指しています。棚から商品を手にとって戻すことができるため、雑貨や化粧品、アパレル、箱菓子など、自販機では展開しにくい商材でも無人販売が可能です。

AIカメラとセンサーを活用した万引き防止機能や、クラウド型店舗管理システム、コールセンターによる遠隔監視・接客など、省人化を実現する多機能を備えています。多様な決済手段に対応し、AI分析基盤による詳細な購買行動の解析が可能です。

JR東日本品川駅での検証

JR東日本品川駅イベントスペースにて、ユーザーテストおよび購買体験の精度検証を実施する予定です。2024年2月1日から6日までの期間、カルビー株式会社、株式会社グレープストーン、タビオ株式会社といった協業パートナーと共に、検証を行います。

株式会社TOUCH TO GOとJR東日本スタートアップ株式会社は、この新しいプロダクトを通じて、小売りとマーケティングが融合した、次世代の駅の形を創造していく考えです。社会課題である人手不足の解決にも貢献することが期待される「TTG-SENSE SHELF」の今後の展開に、注目が集まります。

《Commerce Innovation編集部》