顔認証「FaceTracker」と「Buddycom」を連携、リアルタイム顧客情報共有システム開発へ

株式会社セキュアと株式会社サイエンスアーツは、顔認証結果を通知するリアルタイム検知・共有システムの共同開発に合意したことを発表しました。

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セキュリティソリューションを提供する株式会社セキュアと株式会社サイエンスアーツは、顔認証結果を通知するリアルタイム検知・共有システムの共同開発に合意したことを発表しました。

新システムは、セキュアの顔認証システム「FaceTracker」とサイエンスアーツが提供するデスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」との連携により、店舗や施設のオペレーション改善と顧客対応品質の向上を実現します。

小売店舗や飲食店、サービス店舗、介護施設などで現場コミュニケーションツールを導入している場合、従業員はお客様情報やトラブルなど多種多様な情報や状況をやりとりし、都度対応しています。

情報の共有には、スムーズさとスピード感、ストレスなく使用できることなどの要素が必要です。現場にいる従業員が見聞きした状況を伝達するため、これまではリピーターや助けが必要な顧客、過去にトラブルがあった顧客にすぐに気付けないといった事象があるのも事実でした。

こうした課題を解決するため、両社はセキュアの顔認証システム「FaceTracker」とサイエンスアーツの「Buddycom」を連携させたシステムの開発を決定しました。

サイエンスアーツの「Buddycom」は、スマートフォンを使用したチームコミュニケーションアプリです。グループ通話、映像の共有、会話の音声のテキスト化やそれらの記録の共有、翻訳も実現しています。

一方、「FaceTracker」は、監視カメラ映像に映った人物を瞬時に特定し、通知できるシステムです。「FaceTracker Master」を使用して、拠点の「FaceTracker」を本部で管理することもできます。

「Buddycom」とセキュアの顔認証システム「FaceTracker」を連携することで、個人の情報登録によるVIP顧客の来店や、ブラックリストの管理、従業員による対応が必要なお客様の来店情報等をリアルタイムで検知できるようになります。

今回の連携により、オペレーションがスムーズになるだけでなく、顧客対応品質の向上も期待できます。また、セキュアが提供する混雑カウントサービスやAIカメラによるアラートとの連携も検討しています。今後は両社のシステム導入先への提案等、営業面でも連携を図る予定です。

《Commerce Innovation編集部》